【RFA07】小ジョグアーニ=チディ、キンボールのRNCに敗れる
<177ポンド契約/5分3R>
ジェレミー・キンボール(米国)
Def.2R1分51秒by リアネイキドチョーク
チディ・ンジョグアーニ(米国)
アンソニー・ンジョグアーニの実弟チディ、キャリア9勝2敗でRFA期待の新鋭が、8勝2敗のキンボールと対戦。噛ませ犬のキンボールだが、ここ2戦でマイク・スピアー&ドリュー・マクフィールドという元UFCファイターに勝利している。地元のキンボールに大きな声援が集まるなか、その彼がフックの連打からテイクダウンを仕掛ける。体を入れ替えたンジョグアーニは、首相撲へ。引きこむように背中をつけたキンボールは腕十字を見せる。
2度目のトライの際、腕を引抜いたンジョグアーニがマウントからバックマウントへ。キンボールは手首を掴んでRNCのディフェンスに徹すると、立ち上がったンジョグアーニにシングルレッグを仕掛ける。すぐに倒せないと見ると、再びガードをとったキンボールが腕十字からオモプラッタ、さらにフラワースイープで揺さぶる。シングルからバックに回ったキンボール、ンジョグアーニはキムラからスイッチしてバックを伺う。
ヒザをボディに受けながら、バックを取り返したキンボールは、クラッチを外し後方からワンツーを伸ばす。距離を取った両者、キンボールは再びワンツーから組みついていくと、ここで初回終了のホーンが鳴った。2R、ジャンピングニーから左フックを伸ばすキンボールが、シングルレッグでテイクダウンを奪う。腰に手を回しンジョグアーニを立たせないようにし、細かいパンチを落していく。スイープ狙いから立ち上がろうとしたンジョグアーニのバックを制したキンボールは、バックマウントから寝技へ。
腕を入れ替えリアネイキドチョークに入ったキンボールは、ジョグアーニのロールに合わせて、もう一度スイッチして右腕を喉下に差し込んでいく。これにはジョグアーニも敢え無くタップ、地元でアンダードック役を与えられたキンボールがアップセットを起こした。