【UFC158】1RTKO勝ちのメイン、UFC初戦でインパクト残す
<ウェルター級/5分3R>
ジョーダン・メイン(カナダ)
Def.1R4分42秒by TKO
ダン・ミラー(米国)
肩回りなど明らかに体格で上回るミラーに対し、メインは左ジャブから右を伸ばす。ミラーも左ジャブを返すが、ハンドスピードはメインが速い。しかし、左フックにダブルレッグを合わされたメインはテイクダウンを許し、ハーフガードへ。パスをしながら、腕十字に入ったミラー。腕がのびかけたメインだが、肩が回る角度で足を大きく振って、ヒジを抜く。
スタンドに戻ったメインは構えが低くなっており、テイクダウンを警戒するように。そこにローを入れるミラー、メインは左ジャブを伸ばすと、スイッチして左ストレート一閃。ミラーが後方に倒れるも、スタンドで待ち受けたメインはオーソに戻し右ストレート。すかさずサウスポーにスイッチしプレッシャーを与えると、オーソから右ストレート、ボディフックの連打でダウンを奪う。
たまらず倒れ込んだミラーに、思いきりパウンドを落したメインがUFC初戦でインパクト大のTKO勝ちを手にした。「ダン・スバーンの試合を見てから、UFCで戦うことが目標だった」と語ったメイン。世界最高峰の舞台で確かな一歩を踏み出した。