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【ALL JAPAN JJC】ライト級に現役復帰の小野瀬龍也 「佐々さんと湯浅さん師弟に倣って」

Tatsuya Onose【写真】黒帯を巻いて10年のベテランが、本気で取り組んだ1年間の成果を見せるか(C)HIROYUKI KATO

19日(日)、東京都新宿区のコスミックスポーツセンターで第16回全日本ブラジリアン柔術選手権が開催される。
Text by Hiroyuki Kato

昨日、紹介した金古一朗のように引退を決意して挑むベテランもいれば、復活を胸に挑むベテランもいる。それが黒帯ライト級にエントリーする小野瀬龍也だ。

小野瀬といえば、代名詞のスパイダーガードを武器に早川光由、青木真也という猛者に勝利したこともある実力者だが、9年前=2006年に自らの城REDIPS(現・リバーサルジム川口リディプス)設立してからは自身の試合は控え、後進育成に力を注いでいた。今回復帰を決断したのは先の世界柔術選手権で、女子黒帯を制覇した湯浅麗歌子が関係していると小野瀬は言う。

「生徒、選手達が育ってきた事で、自分の時間が作れるようになったんです。1年ほど前、久しぶりにパラエストラ東京の昼柔術にお邪魔したら、佐々幸範さんと湯浅麗歌子選手の師弟が厳しい練習をしていて衝撃を受けました。恥ずかしながら10〜15年程前、私自身も競技者として柔術に人生を賭けていた頃の気持ちが鮮明に蘇りました。勝手ながら佐々さんに倣ってもう一度選手として挑戦したい、そう決心しました」

実戦感覚を取り戻すべく、1年前から週3回は昼柔術に出向き、佐々と湯浅に指導を受ける。自身のジムに戻ってはクラス後に反復。さらにウェイトトレーニングで筋量を増やしながら、体重も15キロ落ち、戦える体に戻った小野瀬。

「基本的には佐々さんに言われたことを忠実に守っているだけですが、柔術人生で一番練習していると思います。復帰を決めて1年が経ち、試合に出るならば一番厳しそうな大会である全日本選手権に出場を決めました。来年にはさいたま市大宮区に新道場が出来る予定の為、今後はしばらく忙しくなりそうなのでという理由もあります」

5人参加のライト級、初戦の相手は指導と現役の二股生活をしつつ、着実に結果を残すアサダ・トシオ(IMPACTO JAPAN B.J.J)に決まった。本命はCARPE DIEM HOPEの活動開始に花を添えたい細川顕。佐々の指導で一つ生まれ変わった小野瀬が、ベテラン揃いの同階級でどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、楽しみにしたい。

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