【WSOF21】ヒザ蹴りのドワードが、快勝でフェザー級タイトル戦線に浮上
<フェザー級/5分3R>
ハキーム・ドワード(カナダ)
Def.2R2分55秒by TKO
チューカ・ウィリス(米国)
打撃を見せることなく、いきなり突っ込み組みついていったウィリス。ケージにドワードを押し込み、ダブルレッグでテイクダウンを奪うやバックマウントへ。両足をフックしケージを背負いながらRNCを狙うも、ドワードが立ち上がって足を解かれる。ドワードが胸を合わせて離れると、右のオーバーハンドからシングルに出たウィリスがドライブ。ここではテイクダウンは奪えず、ドワードがジリジリとプレッシャーを与えていく。と、ウィリスのテイクダウンをスプロールしボディにヒザを入れる。
続く首相撲にはフックを返したウィリスだが、打撃を嫌がっているのは明らかだ。クリンチからヒザを4発入れ、さらに右エルボーを顔面に決めたドワードのヒザ攻撃が続きドワードが初回を取った。
2R、頭を下げて拳を振り回しながら組んでいったウィリス。スプロールしたドワードがバックに回りパンチを後方から放っていく。スタンドにウィリスをリリースしたドワード、直後にシングルレッグからバックを取られるも即、胸を合わせて距離を取る。ここもドワードが左ヒザをボディに連続で突き刺す。右のヒザも交えヒザを突き上げると、いよいよ動きが鈍ったウィリスのダブルレッグにヒザを合わせたドワード。
ヒザを引き続きボディに被弾したウィリスは、ついに体が前屈みに。レフェリーに試合続行不可能を告げ勝負は決した。