【WSOF20】ホニー・マルクス、減量失敗で計量前に欠場決定。ブランチは代役マクエリゴットと対戦
【写真】これが正義の味方フェニックス・ジョーンズ姿のベン・フォドー、カロス・フォドーの弟だ。エマニュエル・ワロとともに計量は失敗に……(C)KEITH MILLS
9日(木・現地時間)、10日(金・同)、コネチカット州レッドヤードのフォックスウッズ・リゾートカジノで開催されるWSOF20の公開計量が行われた。
計量当日の朝、メインの世界ライトヘビー級トーナメント準決勝でデヴィッド・ブランチと対戦する予定だったホニー・マルクスが脱水症状で危険だと判断され、欠場が決定した。ブランチの相手はプレリミでスティーブ・スカザットと試合が組まれていたジェシー・マクエリゴットに。
ライトヘビー級トーナメントは前回大会でもチアゴ・シウバと戦うはずだったマット・ハミルが計量後に欠場しており、準決勝の顔合わせは2試合揃って直前で変更されたことになる。とはいっても、急遽トーナメント戦出場となったテディ・ホルダーがチアゴ・シウバに勝利しており、マクエリゴットも大きなチャンスを掴んだといって良い。いずれにせよ、オジー・ドゥグルバゴフと注目のパンチャー対決が予定されていたメルビン・ギラードを大会1週間前に、提出類の不備で出場を見送るなど、散々なイベントとなっている。
この事態にレイ・セフォー代表は「ホニーの件は残念だ。ただし、彼の健康状態を思えば致し方ない。WSOFでは選手の安全を第一に考えている。あの状態でトーナメントに出場させることはできなかった」と語っている。なお試合がなくなったスカザットには、ファイトマネーの全額が支払われる。
またウェルター級で対戦予定だったフィニックス・ジョーンズことベン・フォドーとマニー・ワロの両者も大幅に規定をオーバーし、キャッチウェイトで戦うこととなった。5勝0敗1分のフォドーのWSOFデビューは密かに注目されていたが、試合前から残念な事態が生じてしまっている。
■ WSOF20計量結果
<WSOF世界ライトヘビー級トーナメント準決勝/5分3R>
デヴィッド・ブランチ:204ポンド(92.53キロ)
ジェシー・マクエリゴット:203ポンド(92.08キロ)
<ライト級/5分3R>
ニック・ニューウェル:155ポンド(70.31キロ)
ジョー・コンドン:156ポンド(70.76キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ベン・フォドー:174ポンド(78.93キロ)
マニー・ワロ:176ポンド(79.83キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ジュリアーノ・コウチーニョ:264ポンド(119.75キロ)
スティーブ・モッコ:246ポンド(111.59キロ)
<ライト級/5分3R>
オジー・ドゥグルバゴフ:155ポンド(70.31キロ)
ルーカス・モントーヤ:155ポンド(70.31キロ)
<ライト級/5分3R>
レオン・デイビス:155ポンド(70.31キロ)
イスラム・マメドフ:155ポンド(70.31キロ)
<フェザー級/5分3R>
クリス・フォスター:144ポンド(65.32キロ)
サウル・アルメイダ:146ポンド(66.23キロ)
<ウェルター級/5分3R>
チップ・モラザポーラ:170ポンド(77.11キロ)
マット・シーカー:170ポンド(77.11キロ)
<フライ級/5分3R>
ダレン・マイマ:126.4ポンド(57.34キロ)
ジョニー・キャンベル:130.4ポンド(59.15キロ)