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【UFC94】タバレス、ガンバーリャン撃破でジワリ浮上

2009.02.01

5f4fb9da■第4試合ライト級/5分3R
チアゴ・タバレス(ブラジル)
Def.3R終了/判定
マニー・ガンバーリャン(米国)

【写真】激しい生き残り合戦が続くライト級で価値ある一勝を挙げたタバレス。難敵ガンバーリャンからの勝利だ (C) ZUFFA

まずはテイクダウンを奪ったタバレスが、ガンバーリャンの顔面に鉄槌を落とす。ガンバーリャンは下から殴り返し、パス狙いのタバレスの左腕にアームロックを仕掛けた。

ガンバーリャンを持ち上げ、叩きつけながら腕を引き抜くことに成功したタバレスは、インサイドガードからエルボー&パウンドで攻めていく。立ち上がり、バックを許したまま投げを放ったガンバーリャンだが、タバレスはバックをキープし続ける。スリー・クォーターの態勢から、胸を合わせたタバレスはすかさず片足タックルで、再びトップをキープする。


左の鉄槌、エルボーを中心に攻め続けたタバレスは、ハーフガードからパンチを放ち、最後の最後に立ち上がり際で右フックを受けたものの、初回を制した。

2R、左フックを放つガンバーリャンは、低い姿勢からボディを放ち、タバレスの左に右を合わせようとするなど、積極的な姿勢を見せる。タバレスは、パンチのプレッシャーを与え、ケージにガンバーリャンを追い込み、テイクダウンを狙ったが、ここでトップを奪ったのはガンバーリャンの方だった。

インサイドからパンチを落とすガンバーリャンは、タバレスのクローズドガードが開くと、アキレス腱固めを狙ったがすっぽ抜けてしまう。それでもトップをキープしたガンバーリャンは、そのままスタンドへ。組みつきバックから、片足タックルに移行したタバレスは、肩で息をし、やや疲れを見せる。

最終ラウンド、いきなり片足タックルを見せたタバレスだが、これは失敗。続いて組みついたガンバーリャンもテイクダウンを奪えないまま、二人はパンチを打ち合う展開に。左ボディからアッパーを放ったタバレスに、ケージへ追い込まれたガンバーリャンはガードを忘れたようなフックで抵抗する。

それでもロングフックをヒットさせたガンバーリャンだったが、直後の左にフックを合わされ、一瞬、ヒザをキャンバスにつけてしまう。ガンバーリャンも大きな振りの右フックでタバレスを攻めるが、次の一手は届かない。

また、パンチのフェイントから両足タックル、片足タックルに切り替えたガンバーリャンだったが、タバレスは胸を合わせて距離を取ることに成功。試合はそのまま大きな展開を迎えることなくタイムアップへ。

ジャッジは三者ともタバレスを支持し、激しい生き残り合戦が続くライト級で価値ある勝利を挙げた。

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