【ADW02】マックス・パワー・ヌネスが、ボーリンガーを圧倒。最後はヒザ蹴りからパウンド
<ミドル級/5分3R>
マックス・ヌネス(スウェーデン)
Def.3R4分10秒by TKO
レネ・ボーリンガー(オーストリア)
左ローを連続で入れるヌネスが左ハイを繰り出す。続いて左ミドルを入れたヌネスは、二段蹴りを見せる。ボーリンガーが突っ込むと、ヌネスが左ストレートをヒットさせる。組み合いの展開になると、ボーリンガーがヌネスをコーナーに押し込む。離れて距離を取ろうとしたボーリンガーを追いかけて左を入れたヌネス。ラウンド終了間際にも左を打ち続けたヌネスが、打撃で試合をリードした。
2R、左だけでなく右の蹴りも見せるヌネスが、右ジャブを伸ばす。ボーリンガーも飛び込んでパンチを繰り出すが、パンチは届かない。と、ヌネスはテイクダウンに切り替え寝技に持ち込むと、ハーフから左のパンチを落とす。ボーリンガーはクローズドに戻すと、一旦離れたヌネスが左のパウンドを落としインサイドへ。ヌネスは立ち上がって、もう一度左のパウンドを落とし、パスを仕掛ける。ボーリンガーは足を戻すことには長けているが、スタンドに戻ることなく2Rも失った。
最終回、序盤の打撃戦からまたもテイクダウンを決めたヌネスがパウンドを連打する。手首を掴んでディフェンスに徹するボーリンガーは左目尻をカット。試合がスタンドに戻ると、ヌネスの左ヒザをボディに受けたボーリンガーがダウンし、パウンドをまとめたヌネスがTKO勝ちした。