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【RFC22】クリンチアッパー&ヒザ蹴りが冴えた福田、ドルヒとの決着戦に完勝

Riki Fukuda vs Lee Dool-Hee【写真】腹にのめり込むようなヒザ蹴りを決め、試合を優位に進めた福田。ストップが遅い(C)MMAPLANET

<ミドル級/5分3R>
福田力(日本)
Def.2R3分57秒by TKO
イ・ドルヒ(韓国)

サウスポーの福田がジャブを伸ばしつつ、プレッシャーをかけていく。ドルヒもインローを返すが、福田は右フックから組みついてクリンチアッパーを突き上げる。一旦、距離が離れると福田が左ストレートからダブルレッグへ。シングルレッグでテイクダウンしようとするが、ドルヒもケージに体を預けて倒れない。福田はドルヒの左脇を差してケージに押し込み、ボディにヒザ蹴りを突き刺す。

スタンドの攻防に戻るとドルヒは右フック。福田は右フックから組みついてクリンチアッパー。そのままドルヒをケージまで押し込んでアッパー、フック、ヒジを打ち込む。距離が離れると福田が左ストレート、右手でドルヒの首を掴んでパンチとヒザ蹴り。このヒザ蹴りでドルヒが崩れ落ち、亀になったところにパンチを集める。ドルヒも立ち上がって右フックから打ち合うが、福田はすぐにドルヒをケージに押し込み、右手でドルヒの首を掴んで左手でフック・アッパー、そして首相撲からヒザ蹴りを突き上げる。

残り30秒、ダブルレッグで組みついた福田は足をかけてドルヒをテイクダウン、立ち上がろうとするドルヒの顔面にパンチを入れる。最後はドルヒが立ち上がり、スタンドの攻防に戻るが、福田がクリンチからのパンチ&ヒザ蹴りで削る時間が長いラウンドとなった。

2R、すぐにパンチでプレッシャーをかけていく福田。ドルヒも右フックを返すが、福田はドルヒをケージまで押し込み、クリンチからヒザ蹴りを突き刺す。距離が離れると福田はタイミングよく右アッパーのカウンターを合わせて左ミドル、右フックからダブルレッグでテイクダウンを奪うと、亀になるドルヒのバックにつく。

的確にパンチを入れてダメージを蓄積させる福田。ドルヒは鼻から出血し、ガードを固めるのが精いっぱい。最後は福田が完全にバックマウントを奪い、動きの止まったドルヒにパンチを入れ続け、レフェリーストップを呼び込んだ。

昨年11月のRFC19でノーコンテストとなったドルヒとの決着戦を完勝と言って内容で終えた福田。「ドルヒ選手はボクシングが上手いのでボクシングの強化とフィジカルトレーニングをやってきました。ROAD FCが選んだ相手であれば誰でも戦います。ROAD FCのミドル級チャンピオンを目指して頑張ります」とタイトルショットを目標に掲げ「この大会のために一緒に頑張ってきた兄貴分の高瀬大樹が計量失格で試合に出ることが出来ませんでした。2人で今日のために頑張ってきたので、もし次に(高瀬がROAD FCに)出ることがあったら暖かく迎えて欲しいです」と高瀬を慮るメッセージを韓国のファンに伝えた。

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