【PXC47】粕谷、序盤のピンチを乗り越えて日本人キラー=カマチョに逆転一本勝ち
【写真】敗北目前からの大逆転劇。粕谷のキャリアの転機となる勝利。敗れたカマチョは「一つのミスが、ああいうことを招く」と落ち込みまくっていた(C)MMAPLANET
<ライト級/5分3R>
粕谷優介(日本)
Def.1R by RNC
フランク・カマチョ(北マリアナ諸島)
サウスポーの粕谷にパンチでプレッシャーをかけるカマチョ。粕谷はまず左ミドルを蹴り込む。怯まないカマチョが右ストレートから突進して左フックを叩き込むと、ケージを背負う粕谷に一気に連打を集める。粕谷が左ミドルを蹴ると、カマチョがそこに右を合わせて、粕谷が後方に吹っ飛ぶ。必死に組みついた粕谷はカマチョをケージに押し込んでテイクダウン、立ち上がろうとするカマチョのバックに回り込む。カマチョが立ち上がり、スタンドのままバックキープした粕谷はそのままRNCへ。最後はグラウンドに引きずり込むような形でRNCを極めて、カマチョからタップを奪った。
序盤のピンチを乗り越えて日本人キラー=カマチョから逆転一本勝ちを収めた粕谷。「カマチョ選手は本当に強くて、パンチが効いていて記憶がないです。カマチョ選手とは本当にやりたくなくて、今日も逃げようかと思いました(苦笑)」と試合を振り返った。