【UFC184】フィニッシュの祭典、エレンバーガーはニンジャチョークで一本勝ち
<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・エレンバーガー(米国/11位)
Def.2R4分20秒by ニンジャチョーク
ジョシュ・コスチェック(米国)
コスチェックの左とエレンバーガーの右が交錯。コスチェックは左ジャブのダブル、続くダブルレッグでサクッとテイクダウンを奪ってしまう。ケージを背にしたエレンバーガーは、バックを預けながら立ち上がる。首を刈ってテイクダウンを耐えるエレンバーガーだがコスチェックは足の甲を踏みながら、ケージに押し込み続ける。上体が起きてきたコスチェックは、ボディへヒザから右腕を差し上げて崩しに掛かる。
結局、残り2分で距離を取り直したコスチェックにエレンバーガーが左ジャブから左フックを放つ。右フックを空振りし、バランスを崩したコスチェックは時折りスイッチを見せる。テイクダウン狙いをスプロールしたエレンバーガーが、右をヒットさせる。後半手数が減ったコスチェックは、テイクダウンでラウンドを取った判断したのだろうか。
2R開始直後にダブルレッグからドライブしたコスチェック。ケージに体重を掛けてこらえるエレンバーガーは、手首を掴んでアンクルピックを許さない。レフェリーがブレイクを命じ、試合がオクタゴン中央に戻るやエレンバーガーがジャブから右ストレートで前に出る。ケージを背にしたコスチェックは、右ストレートを顔面に受け、左目を気にする仕種を続ける。左から右を伸ばすエレンバーガーに対し、コスチェックはテイクダウン狙いも体が流れる。懸命にエレンバーガーをケージに押し込んだコスチェックだが、RNCのクラッチでニンジャチョークに捉えられる。自ら背中をマットにつけたコスチェックを逃さず、絞め続けたエレンバーガーがタップを奪った。