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【Kunlun Fight 16】カラケスTKO勝ち、ヘラスムチクも強さ見せるもマイティ・モーは続行不可能

Kunlun Fight16【写真】TV中継との関係で、トーナメント進捗状況が伝わりづらいの玉にキズだが、クンルン・ファイトはヘビー級トーナメントも続々とブロック勝者が決定している (C)KUNLUN FIGHT

1日(日・現地時間)、中国・広州天河体育館にてKunlun Fight 16「THE WORLD MAX RETURN」が開催された。同大会で行われた70キロ・トーナメントDブロックは、すでにMMA PLANETでもリポートしているが、ディレイでTV中継されたスーパーヘビー級トーナメント4試合の模様をお伝えしたい。

70キロトーナメントと同時1月3日に開幕したスーパーヘビー級トーナメント。1回戦8試合をワンマッチ形式で2大会に分けるシステムで行われ、1月3日の大会ではジェイソン・ウィルニス (オランダ)、アースハティ(中国)、ローマン・クリャーリャ (ウクライナ)、スティーブン・バンクス (米国)が1回戦を突破している。

そして今大会には第2代IT’S SHOWTIME世界ヘビー級王者ヘスディ・カラケス、K-1で活躍したマイティ・モー、クンルン・ファイトでリコ・ヴァーホーベンに勝利したアンドレイ・ヘラスムチクらが出場した。

ベラルーシのイハール・ブハイエンカと対戦したカラケスは強烈な右ローでペースを掴み、2R開始早々にカラケスにプッシュされたブガエンコが後方に転倒。ここで右腕を負傷したか、試合再開後、カラケスの攻撃を受けると自ら背中を見せてうずくまってしまう。レフェリーが一旦試合を中断し、ドクターがリング内に入ると、そのまま試合終了。TKOという形でカラケスが1回戦を突破した。

モー×コンスタンチン・グルコフは1Rにグルコフが左ハイキックでダウンを奪い、直後にモーが右腕を負傷。1R終了まで戦い続けたものの、インターバル中に試合続行不可能となり、グルコフが準々決勝へ。

ヴァーホーベンに勝った男=ヘラスムチクはミドルとヒザ蹴り主体とした試合運びでアシュウィン・バルラックを攻め続け、判定勝利している。

■Kunlun Fight 16 THE WORLD MAX RETURN

<Kunlun Fight スーパーヘビー級トーナメント一回戦/3分3R延長1R>
ヘスディ・カラケス(エジプト)
Def.2R by TKO
イハール・ブハイエンカ(ベラルーシ)

<Kunlun Fight スーパーヘビー級トーナメント一回戦/3分3R延長1R>
コンスタンチン・グルコフ(ラトビア)
Def.1R 終了時 by TKO(※棄権)
マイティ・モー(アメリカ)

<Kunlun Fight スーパーヘビー級トーナメント一回戦/3分3R延長1R>
アンドレイ・ヘラスムチク(ベラルーシ)
Def. by judgment
アシュウィン・バルラック(オランダ)

<Kunlun Fight スーパーヘビー級トーナメント一回戦/3分3R延長1R>
ミュン・ヒュンマン(韓国)
Def.2R by TKO
ウー・ラーハン(中国)

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