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【KSW30】ポーランドのKSWにクレベル・コイケが出場、粗くて強いアジエフと対戦

Kleber Koike【写真】下になることを想定すると、道着のないMMAでは早々に三角や腕十字を極めたいクレベルだ(C)MMAPLANET

21日(土・現地時間)、ポーランドのポズナン、アレーナ・ポズナン開催されるKSW30に日本からクレベル・コイケが出場する。対戦相手はアンゾル・アジエフ、5勝1敗1NCの同国を代表する新鋭だ。

昨年、念願のブラジリアン柔術黒帯になったクレベルのMMA戦績は15勝3敗1分。去年、1年間は柔術のトーナメントに主眼を置いており、MMAは1試合(※1勝=三角絞めで勝利)しか戦っていないクレベルだが、一昨年はMMA寝業師といえる門脇英基からRNCで一本勝ちを収めている。

クレベルのMMAといえば、以前はガードからの仕掛けという印象が強かったが、最近では柔術の試合でもトップを取ることに長けており、その辺りの強さが打撃有り&ノーギでも発揮できるかが鍵となる。アジエフは勢いのある打撃が持ち味。そのまま突っ込んでテイクダウンからパウンドという、ポーランド人だがロシア系ファイターを思わせる骨太な動きをする。キャリア唯一の敗北はグラウンド状態の相手にヒザ蹴りを入れて反則負け、その前の試合でも同じ相手と戦い、頭をぶつけてNCになっている。

飛び込んでのパンチ、特に右フックの勢いに圧されることなく、クレベルとしては組みに行きたい。そして、ガードワークを強いられるようであれば、汗を掻く前に得意の三角絞めの態勢に入りたいところだ。

■ KSW30「Genesis」対戦カード

<80キロ契約/5分3R>
ボリーズ・マンコウスキ(ポーランド)
モーセン・バハーリ(ノルウェイ)

<ウェルター級/5分3R>
ラファル・モクス(ポーランド)
アスランベック・サイドフ(ポーランド)

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケビッチ(ポーランド)
カリンドラ・ファリア(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロット(ポーランド)
ホドリゴ・カヴァレーロ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
アンゾル・アジエフ(ポーランド)
クレベル・コイケ(日本)

<ヘビー級/5分3R>
ミハウ・ホダレク(ポーランド)
シモン・バヨール(ポーランド)

<ライト級/5分3R>
ヤクブ・コバレビッチ(ポーランド)
ルカス・ラワエウスキ(ポーランド)

<ライト級/5分3R>
カミル・グニアデック(ポーランド)
マテウス・ザバウツキ(ポーランド)

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