【Glory31】ヘスディ・カラケス、18カ月振りの復帰戦でロントに惜敗
<ヘビー級/3分3R>
イスマエル・ロント(オランダ/2位)
Def.2-1:28-27.28-27.27-28
ヘスディ・カラケス(オランダ)
18カ月振りの復帰戦となるカラケスがロントと対戦。右ローから右フックを入れるカラケス。ロントもフックを連打するが、カラケスはコーナーにロントを詰めてガードを上からパンチを連打する。ローで姿勢を崩すロントはコーナーに詰まってパンチを連打される。ガードを固めるシーンが目立つロントにカラケスは左フックから右ロー、ロントもボディフックをようやく返す。重いローを2つ受け、パンチを打ち込まれるロントは厳しい状況が続く。左ストレート、右フック、左右のローから右ヒザを決めたカラケス。腰が落ちかけたロントは、タイムアップに救われた。
2R、左アッパーから前に出たロントがフックから右アッパー、続いて飛びヒザを狙う。カラケスは左ジャブを入れるも、左ボディフックを返される。左アッパーで動きが止まったカラケス、それでもローを蹴り込むとロントの勢いは落ちる。左ストレートを空振りしたロントに左フックを入れたカラケスは右ローを連続で放つ。カラケスは右ローからショートの連打を繰り出したが、初回と違いロントもフックの連打を見せた。
最終回、両者ローを蹴り、ロントはボディフック。カラケスが右ローからヒザ蹴りを返す。ロントの右アッパーが決まり、カラケスはたまらずクリンチ。ブレイク後にロントはボディフックから右アッパー、カラケスはクリンチを繰り返す。残り90秒でカラケスにペナルティが与えられる。と、ロントもペナルティで減点。再開後、思い切りパンチを振り回す両者。ロントが右ローでダウンをしたようにも見えたが、ここもノーダウンに。しかし、ここから動きが止まったロントにカラケスが攻撃をまとめていく。
ヒザ、右ローを連続で入れたカラケス。ロントが左右のフックと右アッパーを打ち返したところで試合終了。両者が手を挙げて勝利をアピール。初回と最終回が優勢に映ったカラケスだったが、スプリット判定で敗れた。