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【RFC21】極め以前が勝敗を決する佐々木信治×キム・チャンヒョン

Kim Chang Hyun【写真】キム・チャンヒョンがテイクダウン狙いのファイトをしてきたときも、スタンドの打撃で削ることができれば佐々木は勝利に近づけるはずだ (C)ROAD FC

いよいよ開催が迫ってきたRFC21。2月1日(日・現地時間)にソウルのチャンチュン体育館で行われる同大会には日本から佐々木信治が出場し、キム・チャンヒョンと対戦する。

アームバーキムとササロック、極め系同士の対戦というイメージがあるからこそ、他の要素が勝敗を左右する。両者ともすぐに自分の得意技に持ち込むことの難しさは重々に承知していることは、その戦い方にも表れている。RFC18のキム・ソクモ戦こそ、テイクダウンからサイドを奪取、ブリッジに合わせて三角という下からの極めることができたキム・チャンヒョンだが、長いリーチを生かしてパンチを振り回す傾向が強くなっている。

佐々木の方はもっと顕著だ。間合いを取り、自らのパンチを入れてから外に離れる。さらにテイクダウンのコンビネーションで試合の組み立てを重要視している。結果的にまだ、相手の攻撃を捌ききれず一発を被弾するシーンが見られるが、キム・チャンヒョン戦ではいかにこのスタイルの完成度が増しているかが、勝敗の鍵を握ってくる。

キム・チャンヒョンの打撃は荒い。だからこそ、受けずに当てる──削ってチャンスがあれば極める、そんな戦い方ができれば佐々木に1年7ヶ月振り、そしてRFC初勝利をもたらすことになるだろう。

■RFC21対戦カード

<RFCフェザー級選手権試合/5分3R&延長1R>
[王者]チェ・ムギョム(韓国)
[挑戦者]ソ・ドゥウォン(韓国)

<RFCフライ級暫定王座決定戦/5分3R&延長1R>
ソン・ミンジョン(韓国)
春日井健士(日本)

<バンタム級/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
ヴァグネル・カンポ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
キム・チャンヒョン(韓国)
佐々木信治(日本)

<女子アトム級/5分2R>
パク・ジヘ(韓国)
入江美憂(日本)

<フェザー級/5分2R>
タイロン・ヘンダーソン(米国)
ホン・ヨンギ(韓国)

<フェザー級/5分2R>
キム・ウォンギ(韓国)
イ・ヒョンソク(韓国)

<ライト級/5分2R>
ジョン・ジェイル(韓国)
キム・ギョンピョ(韓国)

<ライト級/5分2R>
ジャン・デヨン(韓国)
キム・パンス(韓国)

<ウェルター級/5分2R>
藤井章太(日本)
オ・ジェソン(韓国)

<フライ級/5分2R>
ソ・ドンス(韓国)
チェ・ジョンホン(韓国)

<ライト級/5分2R>
キム・ヨハン(韓国)
キム・イサク(韓国)

<バンタム級/5分2R>
ジャン・イクファン(韓国)
パク・ジェソン(韓国)

<フライ級/5分2R>
ユン・ホヨン(韓国)
キム・ジェギョン(韓国)

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