【OFC23】ベリンゴンと対戦する岡嵜康悦「フックの間にストレートを入れたいです」
【写真】ホテルはかなり湿気があり、窓も開けられず、エアコンでドライにするというやや厳しい環境にも、岡嵜はしっかりと対応できている (C)MMAPLANET
5日(金・現地時間)にフィリピンはマニラのMOAアリーナで、開催されるOFC23「WARRIOR’S WAY」。日本から唯一の出場となった岡嵜康悦は、地元フィリピンのケビン・ベリンゴンと対戦する。
大会前日、本計量を終えた岡嵜に今大会の対戦相手ベリンゴンについて尋ねた。
――ケビン・ベリンゴンと対戦する岡嵜選手です。どのような印象を持っていますか。
「散打をやっていて変則的で鋭い打撃を持っていると思います。前の試合で負け、勝ったキム・デファン選手がタイトルに挑戦するということは、タイトル挑戦一歩手前の選手なので、決して弱くない相手です」
――フィジカルが強そうに感じました。
「そうですね。若くて元気があって振り回してくる。あの打撃は後半になっても鋭さが落ちないので、一発を貰わないように気をつけたいです」
――特に気をつけないといけないのは、どの攻撃だと思いますか。
「フックとロー、ハイですね。パンチはストレート系ではないです。外から来るタイプなので自分はストレートタイプだから、フックを振っている時に間に入れられればと思います。もちろん、良いところが当たれば倒れると思うので」
――寝技の技量はどのように判断していますか。
「キム・デファン戦では自分からテイクダウンして、良い感じで攻めていたのに、最後に取られていました。それまではフィジカルとスタミナで優位に立っていたので、ああいう風に取られるのは――穴というか、打撃と比べると下がる部分だと思います」
――ところで減量の方は上手くいきましたか。
「火曜日に入ったのですが、減量は少しきつかったです。だからサウナを使おうかと思っていたのですが、使えるところが狭くて。対戦相手とか、同じチームの選手と会うのも嫌だからそこは使いませんでした。でも、少し離れたところにスパがあったので、そこで上手く落せました」
――計量は問題なかった?
「ハイ。オフィシャルのスケールを前日まで使えなかったので、少し大目に落して計量は上手くいきました」
――本計量が終わってからもOFCは試合前夜もスケジュールがタップリと詰まっているので、夜はしっかりと休んで明日、期待しています。
「ハイ、しっかりと休息を取って明日は頑張ります。ありがとうございます」
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[挑戦者] キム・デファン(韓国)
<ヘビー級/5分3R>
ブランドン・ベラ(米国)
イゴール・スボラ(ウクライナ)
<ライト級/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
<ライトヘビー級/5分3R>
ホジャー・グレイシー(ブラジル)
ジェイムス・マックスウィーニー(英国)
<バンタム級/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
岡嵜康悦(日本)
<フェザー級/5分3R>
ホノリオ・バナリオ(フィリピン)
エウベウ・バーンズ(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
ジェイク・バトラー(米国)
シルヴェイン・ポター(フランス)
<フライ級/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
レネ・カタラン(フィリピン)
<女子フライ級/5分3R>
アナ・フラトン(米国)
ワラー・アバス(エジプト)
<女子アトム級/5分3R>
ジュジー・ナガオワ(フィリピン)
タロス・サム(カンボジア)