【RFC19】イ・ドルヒ 「福田選手は『勝利』が第一。自分は『勝利』より『勝負』です」
【写真】華麗な試合内容ではない。ただし、その泥臭さが共感を生むイ・ドルヒだ (C)MMAPLANET
9日(日・現地時間)に韓国ソウルのオリンピックホールで開催されるROAD FC19。そのメインで福田力を迎えうつイ・ドルヒ。
キャリア8勝7敗、その戦い方もまさに七転び八起きのような根性ファイトを展開してきた。念願の福田戦に向け、イ・ドルヒの意気込みを訊いた。
──福田力戦が間近に迫ってきました。今の心境を教えてください。
「明日にでも早く戦いたいです。1日1日経つにつれ、少しずつ天国に近づいているような気持ちです。早く終わらせて、幸せになりたいです(笑)」
──福田選手は現在、RFCで2連勝です。彼の印象を聞かせてください。
「本当に強く、誠実なファイターです」
──福田戦を踏まえ、どのようなトレーニングを積んできましたか。
「グラウンド中心にやっています。自分にとって不利な状況に陥った場合の対処には、特に力を入れてきました」
──では、福田戦に向けて磨いてきた部分はどこでしょうか。
「今、言ったようにグラウンドですね」
──どのようなペースになれば、イ・ドルヒ選手にとっては戦いやすい試合展開となりますか。
「やはり打撃戦に持ち込めたら戦いやすいです。スタンディングから始まるわけですから、テイクダウン、グラウンドディフェンスをしっかりやって、自分から打撃戦へと展開を作ります」
──逆に避けたい試合展開があれば、どのような局面になりますか。
「倒されて何も出来なくなることです。福田選手と戦って負けた選手達がそうであってように」
──では、イ・ドルヒ選手が自身で福田選手に優っていると思う点を教えてください。
「福田選手は『勝利』が第一の選手です。対して、自分は『勝利』より『勝負』です」
──福田選手は『打撃戦はしても、殴り合うことはしない』と言っています。イ・ドルヒ選手はまさに殴り合いをして、川村選手に勝ちました。福田選手のいう打ち合わない打撃戦とはどのようなものだとイメージできますか。
「必ず自分に有利な距離から打撃を入れる。それが彼の勝利の方程式のようなイメージを持っています」
──今回の試合は、イ・ドルヒ選手が福田戦を強くRFCに訴え実現したと聞いています。なぜ、そこまで福田戦に拘ったのでしょうか。
「単純に福田選手がミドル級で一番強い選手だからです」
──最後に福田戦の意気込みを改めて聞かせてください。
「現実的にKOとかそういう考えはあまりしていません。相手も同じだと思いますが、泥臭くやってやろうと考えています」
■RFC19対戦カード
<ミドル級/5分3R>
福田力(日本)
イ・ドルヒ(韓国)
<ミドル級/5分3R>
ユン・ドンシク (韓国)
アミウカウ・アウベス(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
チャ・ジョンファン(韓国)
アレクサンドレ・バロス(ブラジル)
<女子ストロー級/5分2R>
富松恵美(日本)
ソン・ヒョギョン(韓国)
<ライト級/5分3R>
イ・グァンヒ(韓国)
ムン・ギボム(韓国)
<ミドル級/5分2R>
ジョン・オジン(韓国)
キム・デソン(韓国)
<ヘビー級/5分2R>
シム・ゴンオ(韓国)
フレドリック(米国)
■ Young Guns 18
<フェザー級/5分2R>
ホン・ヨンギ(韓国)
ベク・スンミン(韓国)
<フェザー級/5分2R>
ホ・ユン(韓国)
ハ・テウン(韓国)
<フェザー級/5分2R>
ソク・サンジュン(韓国)
松岡たけし(日本)
<フェザー級/5分2R>
タイロン・ヘンダーソン(米国)
ユン・ジンス(韓国)
<ウェルター級/5分2R>
オ・ジェソン(韓国)
スチュアート・グッチ(英国)
<フライ級/5分2R>
ジョン・グァンソク(韓国)
キム・ウジェ(韓国)
<フェザー級/5分2R>
パク・ジュンヨン(韓国)
イ・ジュンギョン(韓国)