＜フェザー級／5分3R＞
ホノリオ・バラリオ（フィリピン）
Def.3R3分42秒 by TKO
アンドリュー・ベニベ（フィリピン）

試合はバラリオのローでスタート。そのバラリオの3発目のローで、ベニベの体がよろける。サイドキックを掴まれそうになったバラリオは、素早く足を引抜きテイクダウンへ。ベニベはすかさず立ち上がるが、直後に左ミドルを受ける。左ジャブからミドルを伸ばすバラリオ、左ミドルが効果的だ。ベニベが右フックを振るいながら前に出てくると、ベラリオは組みついてテイクダウンへ。

寝技に拘らず、すぐに立ち上がるとハイをブロックしてパンチで前進したバラリオは、ショートのエルボーを連打する。左から右ストレートをヒットさせたバラリオは、続く右ハイでダウンを奪うと、パウンドとエルボーを連打する。抑えがなかったのでベニベが立ち上がるが、バラリオは左右のフックからヒザ蹴り、テイクダウンを奪って初回を制した。

2R、左ジャブから蹴りにつなげるバラリオは、自らの右ハイでバランスを崩したベニベにローを蹴り込むが、レフェリーがブレイク。サイドで上下に打ち分けたバラリオの打撃に圧されるベニベはボディフックを見せるが、足払いで転がされ、立ち上がったところに右ストレートとサイドキック、ヒザを受ける。

前蹴り、サイドキックと華麗な散打流の蹴りを見せるバラリオが、蹴りとパンチのコンビネーションでベニベを圧倒する。右ローから右フックをバラリオが見せると、ベニベは距離を取って戦うシーンが目立ってくる。左を受けて下がったベニベにパンチの連打を見せたバラリオが、2Rも確実にポイントを奪った。

3R、ベラリオは右ローから左右のフックを打ち込むと、ローから左フックを打ち込む。残り2分半を切り、ベラリオがペンチの連打を見せると、ケージに詰まったベラリオが蹴りを受けてしゃがみこみ、試合終了となった。

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