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【Metamoris05】オンリー・サブミッション柔術で桜庭和志×ヘンゾ・グレイシー、14年振りの再戦決定!!

Metamoris 05【写真】14年振りにノーポイント、サブミッション・オンリーのノーギ柔術で対戦することが決まった桜庭とヘンゾ(C)METAMORIS

24日(水・現地時間)、プロ柔術大会Metamorisより第5回大会が11月22日(土・同)にカリフォルニア州ロングビーチ・コンベンションセンターで開催され、メインに桜庭和志が出場し、ヘンゾ・グレイシーと対戦することが発表された。

20分×1R、決着はサブミッション・オンリー、第1回大会ではホジャー、ヒーロン、クロン、カイロンとウマイタ&バッハのグレイシー揃い踏み、第2回大会はクロン×青木、第3回大会でホイラー×エディ・ブラボー、前回大会はアンドレ・ガルバォン×チェール・ソネン、ディーン・リスター×ジョシュ・バーネットを組んできたメタモリス。純粋ノーポイント柔術から、MMAファイターとの交流、さらにノスタルジックな再戦と各大会に特色を持たせてきたが、今回はついに再戦路線とMMAファイター登用路線が融合した、レジェンドマッチが組まれることとなった。

トレイラーではヘンゾの名が大きく見られるが、桜庭に関してはグレイシーハンターという異名の方が大きく、ヘンゾの言葉を借りてホイスとホイラーに勝ってきたことも強調されている(※実弟、故ハイアンのことは触れられていない)。両者は今から14年前にPRIDEで対戦、桜庭のキムラでヘンゾの腕が折れるというショッキングなフィニッシュは、MMA史に残るシーンとしてファンの目に焼き付いていることだろう。

今回の再戦を組んだメタモリスのハレック・グレイシーは「サゥラバ×グレイシーを組めてとてもエキサイトしている。バーリトゥードに端を発した日本とブラジルのライバル関係が、世界最大のサブミッション・グラップリングのステージに場を移し行われることになった。多くのMMAファンがサクラバの素晴らしいグラップリングスキルと柔らかい物腰に触発されたものだった。ヘンゾは腕を折られてもタップをせず、世界を震撼させた。今回の対戦はヘンゾにとって長い間、時期を逸してきたツケを支払う最後のチャンスだ」と語っている。

今回、桜庭×ヘンゾとシークレットマッチを含め、6試合が発表されているが、MMA界からはUFCファイターのローリー・マクドナルドが今年のワールド柔術ライト級準優勝のJT・トレスと戦う一戦も非常に興味深い。この他、禁止薬物を使用し出場停止処分を受けているケビン・ケイシーが、今週末のTitan FCに出場する柔術家ヴィニー・マガリャエスと戦うなど、MMA色の強い大会となっている。

■Metamoris 05 対戦カード

<ノーギ/20分1R>
ヘンゾ・グレイシー(ブラジル)
桜庭和志(日本)

<ノーギ/20分1R>
JT・トレス(米国)
ローリー・マクドナルド(カナダ)

<20分1R>
ユーリ・シモエス(ブラジル)
ラファエル・ロバトJr(米国)

<20分1R>
ヴィニー・マガリャエス(ブラジル)
ケビン・ケイシー(米国)

<20分1R> 
ゲーリー・トノン (米国)
ザック・マックスウェル(米国)

<シークレットマッチ/20分×1R>
TBA
TBA

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