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【UFC FUEL04】クレイグ、ハイキック+パウンドでナタウを失神に

2012.07.12

<ミドル級/5分3R>
アンドリュー・クレイグ(米国)
Def.2R4分52秒 by TKO
ハファエル・ナタウ(ブラジル)

ジャブで牽制し合う両者、ナタウは左ローから左フックを振り回す。クレイグも左を伸ばし、右ローを蹴り込む。サッポ・コールを叫ぶナタウ応援団に、米国人の観客はUSAコールを返す。スイッチを織り交ぜ、距離を支配しようとするナタウが左を打ち込む。左目尻をカットしたクレイグ、ナタウの挑発に笑顔を見せる。

細かいフェイントを織り交ぜるナタウは、時折り腰を低く落とすなど、攻撃よりも動きを重視したような戦いを見せる。クレイグは前に出て右ストレートを伸ばすが、ナタウはバックステップでかわす。残り僅かとなりテイクダウンを狙ったナタウ。これを切ったクレイグがプレッシャーを与えるなかで1Rが終わった。

2R、ローが交錯しサッポのワンツーがタッチするも、重心が下がったまま手打ちのパンチなので、どこまでダメージを与えているかは分からない。すると、サッポの荒いパンチがクレイグを捉え、そのまま左右のフックを連打する。一度はヒザをつき、後方からパンチを受けたクレイグだが、ここでバックを奪取。しかし、胸を合わせたナタウがトップを取り返し、マウントへ。ケージを背にしたクレイグが足を戻し手首を握る。

首を抱えたナタウは、クレイグのシングルでリバーサルを許してしまう。ハーフから潜って、ヒザ十字を仕掛けたナタウ。クレイグは足を引抜き、スタンドへ戻る。残り90秒、口を半開きにしたナタウ。互いにローを繰り出すが、試合は落ち着きを取り戻す。このまま2R終了かと思われた刹那、クレイグの右ハイキックがナタウの顔面を捉える。腰から崩れ落ちたナタウに、クレイグがパウンドの追い打ちをかけ失神TKO勝ちを手にした。

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