この星の格闘技を追いかける

【Award】2012年上半期ベストファイト=UFC 6位~10位

2012.06.30

MMAPLANETのviewerの皆さん、早いもので2012年もアッという間に半年が過ぎました。年頭に2011年MMAPLANET Awardsを発表させて頂いたと思ったのも束の間、もう今年も残り半分になっています。

2012年上半期においてMMAPLANETでは43大会に加えてTUFシーズン15などから、331試合に及ぶ試合レポートをお届けして参りました。UFCが3月第2週から4月第3週まで、長いブレイクに入っていたにも関わらず、このレポート数は昨年の81大会を上回るペースです。

その要因はアジアのMMAの発展があります。そこでMMAPLANETでは2012年上半期MMA Awardsといたしまして、世界のMMAワールドにおいて唯一無二の存在となったUFC、それ以外のMMA、そしてアジアのMMAという3つに分け、それぞれベストファイト、ベストイベント、さらにお伝えしてきた全ての試合のなかからベスト・サブミッション、ベスト・ノックアウト、ニュータレントなど各賞を発表したいと思います。

まずはベストバウト・UFC編、10位から同率6位の発表です。
photo by GONG KAKUTOGI

#06 Velasquez vs Silva<ベストファイトUFC第6位>
5月26日@UFC146
<ヘビー級/5分×3R>
ケイン・ヴェラスケス×アントニオ・ペイザォン

EXC世界ヘビー級王座奪取、エメリヤーエンコ・ヒョードル撃破という戦績を重ね、UFCデビューを果たしたペイザォンだが、前UFC世界ヘビー級王者ヴェラスケスのエルボーで大流血、そのままパウンドの嵐の前に敗れた。

#06 Gudinot vs Lineker<ベストファイトUFC同率6位>
5月5日@UFC FOX03
<フライ級/5分×3R>
ルイス・ゴーディノー×ジョン・リネケル

フライ級という新階級では、打撃の間合いが変化するのか。TUF14ファイター、ゴーディノーがギロチンでリネケルを破った試合の大半は、6オンスの極薄グローブを着用していながら、拳の届く位置で白熱のパンチ合戦が繰り広げられた。

<ベストファイトUFC第8位>
3月3日@UFC FX02
<フライ級/5分×3R>
デメトリウス・ジョンソン×イアン・マッコール

19年目を迎えたUFCで、8番目の階級が制定された。初代フライ級王座は4人Tで争われ、バンタム級王者クルーズと2度に渡り激闘を繰り広げたベナビデスと、TPF出身マッコールの準決勝は、この階級の可能性を示すファイトとなった。

#09 Kampmann vs Ellenberger<ベストファイトUFC第9位>
6月1日@TUF15 Finale
<ウェルター/5分×5R>
マーティン・カンプマン×ジェイク・エレンバーガー

世界王者GSPの長期離脱、暫定王者の誕生。そして、上位陣が喰われるようになったウェルター級戦線。ヘンドリッグスとともに台風の目として活躍するエレンバーガーだったが、まさのヒザ蹴りの連打で、ベテランのカンプマンに屈した。

#10 Varner vs Barboza<ベストファイトUFC第10位>
5月26日@UFC146
<ライト級/5分×3R>
ジェイミー・ヴァーナー×エジソン・バルボーサ

UFCデビュー以来4連勝中のバルボーサは、強烈な蹴り技でライト級戦線に浮上してきた。対して、エヴァン・ダナムの代役でUFC再出場のチャンスを掴んだヴァーナーが、バルボーサの強烈な蹴り技に屈せず、前に出る戦いで金星を挙げた。

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