【UFC FX04】ブラウンがクリンチニー&アッパーでラモスを粉砕
<ウェルター級/5分3R>
マット・ブラウン(米国)
Def.2R4分20秒 by TKO
ルイス・ラモス(ブラジル)
ラモスの右ローをかわしたブラウンが、逆に右ローを放っていく。左ジャブを伸ばすブラウンに対し、ラモスは右ローから力の入った左フックを見せる。ブラウンの右を受けながらも、組みついてテイクダウンを狙うラモスは、両ワキを差してケージに押し込む。後方にブラウンを倒したラモスは、立ち上がろうとするブラウンのバックに回り込む。
すぐに胸を合わせたブラウンは、態勢を入れ替えるも、ラモスが再びケージに押し込む。左フックを放ちながら距離を取ったラモス、スイッチから左ハイを見せる、前に出るブラウン、ラモスはローから右ストレートへ。ペースを握ろうと前に出続けるブラウンは、組んでヒジを見せる。すぐに態勢を入れ替えたラモスがブラウンをケージに押し込み続けるも、レフェリーが残り10秒でブレイクを命じ、そのまま初回が終了した。
2R、ローの蹴り合いでブラウンがバランスを崩し、ラモスの左フックに真っ直ぐ下がって組みつかれる。シングルレッグから頭を落して突っ込むラモスは、こめかみにヒジを落された胸を合せていく。試合が打撃の間合いに戻ると、左フックをヒットし、前に出るラモスだが、ブラウンは首相撲からラモスを転がし、起き上がり際にヒザを見舞う。
パンチを打つたびに体のブレが大きくなってきたラモスは、スイッチして左ローを見せる。左ジャブを伸ばすブラウンは、前に出て右ストレートを打ち込む。シングルを仕掛けたラモスだが、頭を下げた組みが長かったため、明らかにガス欠状態だ。ヒザ蹴り、パンチから首相撲の態勢に入ったブラウンは、ヒザを顔面に突き上げ、再び転がす。
動きが止ったかに見えたラモスだが、ダブルレッグでケージにブラウンを押し込む。距離ができると、パンチで追い打ちを掛けたブラウンはアッパーの連打から、再び首相撲の態勢に入りニーを見舞っていく。顔を真っ赤に染めたラモスが棒立ちになると、レフェリーが両者の間に割って入り、ブラウンのTKO勝ちが決まった。