ヘビー級GPはコーミエー制覇、熱闘王座戦はメレンデスに軍配上がる!!
2012年5月19日(金・現地時間)、米国カリフォルニア州サンノゼのhpパビリオンでは、Strikeforce「Barnett vs Cormier」が開催され、ストライクフォース・ヘビー級GP決勝=ダニエル・コーミエー×ジョシュ・バーネット戦や、同世界ライト級王座戦=ギルバート・メレンデス×ジョシュ・トムソンの一戦などが行われた。
昨年2月、エメリヤーエンコ・ヒョードル敗戦という衝撃的な結末で幕を開けた同トーナメントは、ズッファによるストライクフォース買収劇や、同世界ヘビー級王者アリスター・オーフレイムの離脱など紆余曲折を経た末、昨年9月の準決勝で、それぞれセルゲイ・ハリトーノフ、アントニオ・ペイザォン・シウバを下して決勝へと駒を進めたジョシュと、代役出場のコーミエーが対峙する格好となった。
約1年3ヶ月を要したトーナメント決勝――、その試合は初回から打撃とテイクダウンで優勢に試合を進めたコーミエーが、ジャッジが3-0(50-45、50-45、49-46)を付ける判定勝ち。敗れたジョシュは、1Rに左の拳を骨折したことを明かしたが、ヘビー級に33歳ながら新たなライジングスターが誕生するフィナーレとなった。
また、三度目の対戦となったメレンデスとトムソンは、5Rを駆け抜けるような熱戦を展開。終盤2Rはトムソンが取ったと思われる世界戦だが、開始からペースを掌握したメレンデスがスプリットの判定で接戦をものに。その他にも、同大会では、ハファエル・フェイジャォンがマイク・カイルを33秒ギロチンチョークで破り、JZ・カバウカンチはアイザック・ヴァリフラッグに判定で敗れている。
・ヘビー級GP開幕戦=Strikeforce Fedor vs Silva – 2011年2月12日(土・現地時間)
・Zuffa、Strikeforceの買収を正式発表 – 2011年3月14日(月・現地時間)
・ヘビー級ワールドGP準々決勝=Strikeforce Overeem vs Werdum – 2011年6月18日(土・現地時間)
・ヘビー級GP準決勝:Strikeforce World Grand Prix – 2011年9月10日(土・現地時間)
ヘビー級GP決勝/5分5R | ||
○ダニエル・コーミエー (米国) |
5R終了 判定 詳細はコチラ |
ジョシュ・バーネット× (米国) |
ストライクフォース世界ライト級選手権試合/5分5R | ||
[王者] ○ギルバート・メレンデス (米国) |
5R終了 判定 詳細はコチラ |
[挑戦者] ジョシュ・トムソン× (米国) |
ライトヘビー級/5分3R | ||
○ハファエル・フェイジャォン (ブラジル) |
1R0分33秒 ギロチンチョーク 詳細はコチラ |
マイク・カイル× (米国) |
ウェルター級/5分3R | ||
○クリス・スパン (スウェーデン) |
1R1分35秒 TKO 詳細はコチラ |
ナフション・バレル× (米国) |
ライト級/5分3R | ||
○アイザック・ヴァリフラッグ (米国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
JZ・カバウカンチ× (ブラジル) |
ライトヘビー級/5分3R | ||
○グト・イノセンチ (ブラジル) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ヴァージル・ズイッカー× (米国) |
ライトヘビー級/5分3R | ||
○ジャン・ヴィランテ (米国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
デリック・メムメン× (米国) |
ウェルター級/5分3R | ||
○クィン・モルハーン (米国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ユーリ・ビルフォート× (ブラジル) |