【UFC FOX03】ヴェモラ、マッセンジオの打撃に苦戦も一本勝ち
<ミドル級/5分3R>
カルロス・ヴェモラ(チェコ)
Def.2R1分7秒 by リアネイキドチョーク
マイク・マッセンジオ(米国)
1R、サウスポーのマッセンジオは左フックに、ヴェモラの右を当てられながらも、すぐにテイクダウンを狙う。これを切ったヴェモラもテイクダウンを仕掛け、マッセンジオのバックに回り込もうとする。左腕を伸ばし、バックを許さなかったマッセンジオはスタンドで距離を取ってパンチを打ち込み、再びテイクダウンへ。
ヴェモラはこれをギロチンで迎え撃つも、首を引抜かれハーフガードの状態へ。左ヒジを顔面に押し付けたマッセンジオは、ヴェモラの立ち上がりにダースチョークを合わせるも、これも極まらず試合はスタンドに戻る。
左アッパーから左フックを打ち込んだマッセンジオ、ヴェモラは打撃戦を嫌がり低い姿勢でシングルレッグを狙う。がぶりからバックを伺うマッセンジオに対し、ヴェモラは引き込んで上四方を許す。ケージを蹴り上げてスタンドに戻ったヴェモラは右フックを振るうも、マッセンジオの左を受ける、ラウンド終了間際にダブルレッグでテイクダウンを奪ったヴェモラだったが、打撃での苦戦で印象は悪いか。
2R、体を傾けて右フックを打ち込むヴェモラはすぐに組みついていく。必死にシングルを取ったヴェモラは、マッセンジオのギロチンを逃れ、バックに回り込むとパウンドを連打する。ヴェモラが亀の状態のマッセンジオにリアネイキドチョークを仕掛けると、足もフックしていないにも関わらずマッセンジオがタップ。パウンドとチョーク、ヴェモラが腕力の強さを見せた一本勝ちした。