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【UFC145】マクドナルド、有無を言わさぬパウンド連打

<ウェルター級/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
Def.2R2分20秒 by TKO
チェ・ミルス(英国)

脚を前後に開き、重心の低い構えのマクドナルド。その前足にローキックを蹴り込んだミリスは、マクドナルドをケージに追い込み重いフックを放っていく。オクタゴン中央に戻っても、勢いのあるパンチを見せると、マクドナルドがテイクダウンへ。

立ち技とは逆の立場になり、ミリスの腕十字狙いを抱え上げ、余った方の手でマクドナルドは重い鉄槌を落とす。直後にパスに成功し。サイドからパンチ、さらにクルスフィックの状態でパウンドを連打するマクドナルド。ミリスの頭部が真っ赤に染まっている。

この状態を逃れ、右ワキを差してきたミルスにエルボーを落すマクドナルドは。残り1分を切り、マウントを奪取。ブリッジをしてきたミリスを及ばせバックに回ると、ここでもパンチ。マウント、バックを繰り返したマクドナルドが、ミリスの顔面を切り刻んだ1Rが終了した。


2R、開始早々にトップを奪ったマクドナルドは、サイドからパンチを落とす。マウントに移行し、1Rと同じようにミリスを股のしたで泳がせ、バックからエルボーを落とす。リアネイキドチョークに粘るミリスに対し、有無を言わせない勢いのパウンドを連打。レフェリーが試合をストップし、弱冠22歳のマクドナルドがTKO勝ちを収めた。

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