【RFC07】無念、好機逃し佐藤が韓国で一本負けに
<RFCバンタム級王座決定トーナメント1回戦/5分3R>
カン・キョンホ(韓国)
Def.2R3分59秒by 腕十字
佐藤将光(日本)
【写真】腕十字で一本負けし、唖然とした表情を浮かべる佐藤(C)MOOZin
回し蹴り、ロー、ワンツーで一気に攻勢を取りたいカン・キョンホ、佐藤も前蹴りとローで距離を取ろうとするが、左ボディから右ローを決められる。右フックで距離を詰めたカン・キョンホは、組みついてベリートゥベリーで一気に投げて、トップを奪う。
立ち上がろうとする佐藤を潰し、パスを狙うカン・キョンホ。蹴り上げから立ち上がった佐藤が、ローを蹴っていくも、カン・キョンホも左フックを返す。カン・キョンホはアッパーをヒットさせるも、佐藤が組みついてケージに押し込む。両脇を差されてなお、投げでトップを取ったカン・キョンホが、パスガードからサイドへ。
ヒップエスケープからハーフ、続いて両足を戻した佐藤にカン・キョンホが起き上がってパウンドを落す。立ち上がった佐藤は、右アッパーを避けて、フックを2発叩き込み、フラッシュダウンを奪う。右足にしがみつくカン・キョンホに、佐藤がヒザ蹴りを見舞い、さらに鉄槌を落す。
このまま攻め込みたい佐藤だったが、がぶった際にシングルで倒され、逆にトップを許してしまう。佐藤が立ち上がり、試合がスタンドに戻ると打撃の交換から、両者が組み合ったところで初回が終了した。
2R、ローでまずは先手を打つ佐藤。カン・キョンホがストレートとアッパーをヒットさせ、ダメージが残った佐藤はそのままトップを取られる。ケージにもたれて状態を起こす佐藤だったが、ここで顔面ががら空きになりカン・キョンホが連打を打ち込む。
それでも立ち上がった佐藤がフックを打ち込むも、カン・キョンホがテイクダウンを合わせる。サイドから佐藤の顔面にヒザを蹴り込むカン・キョンホ。佐藤のブリッジをヒップエスケープにも、マウントをキープしたカン・キョンホが、腕十字を極めてタップを奪った。変則的なトーナメント方式、選抜戦で敗れたカン・キョンホだが、佐藤を下しベスト4入りを決めた。