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【OFC18】メイン出場ロブ・リシタ 「僕は白いサニー千葉だ!!!」

2014.07.10

Rob Lisita

【写真】他の2人が苦笑いを浮かべるほど、サービス精神満点のロブ・リシタ。かなりの好漢でブルース・リーよりもジャッキー・チェンよりも、サニー・チバ(千葉真一)の大ファン (C)MMAPLANET

9日(水・現地時間)、11日(金・同)に台湾・タイペイのTNUスポーツアリーナで開催されるOFC18「War of Dragons」のオープンワークアウトが同地のタイペイMMAで行われ、ロブ・リシタ、ポール・チェン、ペリー・ルイスらが記者団の前で汗を流した。

なかでもメインでエリック・ケリーと対戦するリシタは、カメラマンの要求以上に動きまわり、さらに大きな声で大会をアピールするなど、初の台湾大会に向けて全力投球。この試合に勝てば、OFC世界フェザー級選手権試合が見えてくるリシタに、金曜の夜のファイトについて尋ねた。

──8月29日、ドバイでOFC世界フェザー級チャンピオン大石幸史選手の王座防衛戦を行うと発表されましたが、チャレンジャーはアナウンスされていません。今回のエリック・ケリー戦は非常に重要な戦いになるのではないでしょうか。

「どの試合も常に大切な試合だけど、特にこの試合は重要になってくる。8月にオオイシがタイトル防衛戦を行う。OFCの世界王座を取ることが、今の僕にとって全てだ。だからエリック・ケリーを破ることが、今の僕にとって全てになってくる。チャンピオンシップで勝つことで、自分がナンバーワンファイターだという証になる。そして、僕は自分がナンバーワンだと信じている。金曜日、僕かエリック・ケリーか、どちらが優れているか分かる。そして、僕が勝てばコージ・オオイシと戦うことになるだろう。

まぁ、オオイシの防衛戦は6週間後だ。だからといって、ケガをしないで戦おうなんて気はサラサラないし、この試合で勝っても体調が問題なる。とにかく、そんなこと気にせずにエリック・ケリー戦に全力を尽くすよ。そして勝って、オオイシ戦を現実のモノにしたい。

僕は日本のMMAの影響を大きく受けてきた。だから、日本人選手と戦うことはアイドル達と戦うようなものなんだ。アイドルがライバル。そして、自分の方が優れていると証明したい。僕は白いサニー・チバなんだ。絶対にインタビューに載せてくれよ。ブルース・リーでも、ジャッキー・チェンでもない。サニー・チバが僕の憧れなんだ。彼こそ世界一のアクションスターだ!!」

──……(笑)。エリック・ケリーの印象は?

「ナイスガイだよ。戦績も良い。10勝1敗、フィリピン人ファイターは強いハートを持っている。ただし、どの局面でも僕の方が彼の上をいっている。彼は僕のレベルにあるファイターと戦ったことがない。彼にとって一番の難敵はクォン・ベヨンだった。そして、あの試合は本来、ヤツの判定負けだったと思っている。

フィリピン人ということでMMA界のマニー・パッキャオなんて煽られているけど、ボクシングスキルは僕の方が上だ。それを金曜の夜に証明する。エリック・ケリーはパッキャオじゃない。僕が白いパッキャオだ。彼はもう1年5カ月もOFCで試合をしていないし、その間、一度だけフィリピンでキャリア1戦の中国人ファイターに勝っただけだ。目のケガもある。ただし、そんなところは狙わない。狙いは彼のアゴだけさ。アゴを打ち抜いてKOする。エリック・ケリーが何を仕掛けようが構わない。僕は僕の戦いを遂行して、勝つだけさ」

――ところで計量の前日にオープンワークアウトが行われ、大変だったと思いますが、誰よりもPRに務めていましたね。

Lisita【写真】他の2人とは比較にならないほど、動き続けていたのは体重を落とす必要もあったからだった(C)MMAPLANET

「ホント、僕以外の2人はヘビー級だから減量の必要がないからね(笑)。でも、これも僕の役目だ。OFCで戦うことを誇りに思っている。だからOFCが必要だといえば、計量の前日だって構わない、PRに務めるよ。ホント、楽じゃないけどどこにいようが汗はかける。台湾の人はまだMMAについて、そこまで詳しくないけど、僕を通じてメディアがMMAとは何かを伝えてくれれば嬉しいしね。そして、僕に興味を持って1人でも多くのファンが金曜日のイベントに足を運んでくれればって思っているよ。ホラ、こんなに汗をかいているしね」

■ ONE FC18対戦カード

<フェザー級/5分3R>
ロブ・リシタ(豪州)
エリック・ケリー(フィリピン)

<ライト級/5分3R>
安藤晃司(日本)
ハファエル・ヌネス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
岡嵜康悦(日本)
ユーサップ・サーデュラエフ(ロシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジェイク・バトラー(米国)
ムハンマド・アリ(エジプト)

<ヘビー級/5分3R>
ポール・チェン(台湾)
マムード・ハッサン (エジプト)

<ヘビー級/5分3R>
ペリー・ルイス(英国)
アラン・ンガラニ(香港)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ミンヤン(台湾)
ニコラス・リー(シンガポール)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・フアン(台湾)
バラ・シェッティー(インド)

<ライト級/5分3R>
レイナー・キンシオン(マレーシア)
ジエ・チャンチェン(台湾)

<フェザー級/5分3R>
ネイサン・アン(香港)
フロリアン・ギャレル(フランス)

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