【Glory LMS】Last Man Standingミドル級T、まずレヴィンが決勝へ
【写真】メルビン・マヌーフを破って準決勝に進んできたフェルリンデンは、かなり疲労しており、レヴィンのフックを跳ね返すことが出来なかったC)James Law/GLORY Sports International
<ミドル級ワールドT準決勝/3分3R>
アルテム・レヴィン(ロシア/1位)
Def.3-0:30-27, 30-27, 30-27
フィリップ・フェルリンデン(ベルギー/4位)
アレックス・ペレイラを判定で下したレヴィンと、同じく判定でメルヴィン・マヌーフを倒したフェルリンデンが準決勝で相まみえる。左ジャブ、左フックから右ボディフックを見せたレヴィン、続いて鋭い右ローを蹴り込む。フェルリンデンの左ミドルをキャッチして、パンチを放つレヴィンはブレイク後にフックで前に出ると、フェルリンデンのハイキックを余裕でかわす。左ボディを有効に使い前に出るレヴィンは、接近戦ではボディへヒザを突きあげ、離れてはスピニングバックフィストへ。さらにボディフックを攻め込むレヴィンが左を振り回して前に出ると、フェルリンデンもカウンターで右を返す。レヴィンは怯まず前に出続けラウンドを取った。
2R、ヒザから前に出たフェルリンデンに初回同様、レヴィンは左フックを中心に攻めて攻勢に。右フックの応酬のあと、レヴィンは右フックから左ハイ、さらにスピニングバックフィストとペースを譲らない。右ボディストレート、左ストレートは顔面に打ち込んだレヴィンはボディにワンツーを打ち込むと、フェルリンデンの動きが止まる。レヴィンがこのラウンドも取った。
最終回、フェルリンデンの左により勢いのある左フックを返すレヴィン。続いて左フックから飛び込むと、ブレイク後も同じ攻撃を繰り返す。右ボディ、左アッパー、右ローを入れ低いガードのままレヴィンは戦い続ける。フェルリンデンの右ハイは肩口にしか上がらず、引き続きボディに攻撃を受ける。レヴィンが勢いを持続して3Rを戦い切り、フルマークの判定勝ちで決勝戦進出を決めた。