【Strikeforce】立ち打で劣勢も、抑え打でボーリング快勝
<ウェルター級/5分3R>
ロジャー・ボーリング(米国)
Def.2R1分16秒 by TKO
ブランドン・セリング(米国)
ボーリングは左ローを放つが、セリングがキャッチしてパンチを見せる。ボーリングは左ハイから、ストレート、そして組みついてケージにセリングを押し込むとヒザ蹴りをボディに突き上げる。ケージにセリングを押し込んだ状態で、左右のフックを見せるボーリングだったが、セリングも負けじとフックをヒットさせる。
距離を取り直したボーリングが、パンチからダブルレッグで組みつき、再びパンチを放つと、セリングの左フックがヒットして、ヒザをつく。すぐにダブルレッグに移行したボーリングはテイクダウン直後に腕十字を仕掛けるも、これを切り抜けたセリングが右から左とフックをヒットさせる。
打撃では分の悪いボーリングは、再び組みついてトップを奪う。サイドからアメリカーナをボーリングが仕掛けると、セリングはケージを蹴って逃げようと試みる。
サイドをしっかりとキープしたボーリングが、クルスフィックスからがら空きになったセリングの顔面にパンチとエルボーを落とす。右手を抜くことに成功したセリングだが、ボーリングはマウントに移行し、パウンドを落としながら、初回を戦い終えた。
2R開始直後、テイクダウンを奪ったボーリングが、そのままクルスフィックスへ。殴り続けられる流血のセリングの動きが止まると、レフェリーが試合をストップ。ボーリングが、代役出場のセリングをテイクダウン&グラウンドワークで圧倒したTKO勝ちだった。