【Strikeforce】ヒーリー、新鋭フォドーを削って肩固め
<ライト級/5分3R>
パット・ヒーリー(米国)
Def.3R3分35秒 by 肩固め
カロス・フォドー(米国)
チャイナ・トップチームでの指導を終え、米国に戻ったヒーリーと、師匠マット・ヒュームがデメトリウス・ジョンソンに帯同したため、コーナーに不在のフォドーの対戦。いきなりワンツーで前に出たフォドーに、ヒーリーは組みついてケージに押し込む。態勢を幾度となく入れかえる両者、フォドーはケージを背にしてヒザを突き上げ、離れ際に右フックをヒットさせる。
すぐに組み合いに戻り、ケージ際の攻防が続くと、フォドーがダブルレッグでテイクダウンに成功する。フォドーはインサイドガードから、左ヒジを落とし、さらに鉄槌へ。ヒーリーは潜りから、立ち上がったフォドーに大内刈りを仕掛けて、テイクダウンする。フォドーの体を折り畳むように体重を掛けて、ヒーリーはパウンドを落とした。
残り20秒、フォドーをケージに押し込みヒーリーが左のパウンドを連打し、初回を戦い終えた。
2R開始直後、フォドーがワンツーで前に出ると、ヒーリーも真正面からパンチを繰り出し、ダブルレッグで組みついていく。ケージに押し込み、シングルレッグからダブルレッグを仕掛け続けたヒーリーは、フォドーに尻もちをつかせる。
じっくりと時間を掛けて、背中を付けさせたヒーリーだが、フォドーはすぐに立ち上がる。バックについて、再び寝技に持ち込んだヒーリーが、サイドを奪取して左エルボー。ハーフに戻したフォドーだが、ヒーリーはじっくりと抑え込み観客はブーイングを送る。
足関節狙いでエスケープを図ったフォドーから、ヒーリーは再びパスを奪い、マウントに移行する。フォドーが足を戻すが、ヒーリーのパウンドを顔面、ボディに落とし、2Rも自らのラウンドとした。
最終回、左から右を伸ばすフォドーは、リーチで劣るため頭を振って距離を詰めるが、ヒーリーが組みついて、ここでもテイクダウンに成功する。テイクダウンの攻防で心身ともに削られたか、フォドーは簡単にマウントを許してしまう。ハーフに戻されも、左パウンドを落とし続けるヒーリー。防御一辺倒で、反撃の機会が訪れないフォドーは、ハーフから肩固めへ。フォドーはヒールフックで反撃するも、体を捩じって体重を掛けたヒーリーは、そのまま肩固めを再度仕掛けて、タップを奪った。