【UFC FX02】激しい打撃戦はジョーダンに軍配
<ヘビー級/5分3R>
ショウン・ジョーダン(米国)
Def.2R1分7秒 by TKO
オリ・トンプソン(英国)
柔なく低い構え、サウスポーから左を伸ばすジョーダン。軽快に攻め込むジョーダンだが、トンプソンも右フックを返していく。トンプソンの左ジャブをウェービングでかわしたジョーダンは、右フックから左アッパーを伸ばす。
直後にフックをヒットさせたジョーダンがパンチの連打で攻め込むと、背中を向けたトンプソンにパウンドを連続で放つ。トンプソンは、ここでアームロックへ。一回転してスタンドに戻ったジョーダンは、パンチで右目尻をカットしたトンプソンをケージに押し込む。
体勢を入れ替えたトンプソンは、自ら距離を取ると打撃の間合いへ。右アッパー、左フックと連打でトンプソンを押し込むジョーダン。トンプソンもフックを返すと、場内は大歓声に包まれ、両者はハイタッチ。ラウンド終了間際にジョーダンの右アッパーに右ストレートを合わせたトンプソン。激しい打ち合いを自らのパンチで何とか生き延びた。
2R、右ジャブを伸ばすジョーダン。低い姿勢から、左ストレートを伸ばす。トンプソンの右に、右を返したジョーダンは、頭を振りながら右ジャブを放っていく。スーパーマンパンチが空振りに終わったトンプソンに対し、ジョーダンは再び距離を詰める。左ローを蹴り込んだトンプソンは、テイクダウン狙いは失敗し、左ストレートを受ける。
右を打ち込んで、右差しからケージにトンプソンを押し込んだジョーダンは、距離をとってパンチを連続で決める。鋭い踏み込みから、右アッパーを重い切り打ち込んだジョーダン。この一発で腰を落としたトンプソンにヒザを連続で放つと、ついにレフェリーが試合をストップした。