【UFC144】秋山成勲、「セクシーな試合したい」
22日(水)、東京・原宿のゴールドジムで行われたUFC144「Edgar vs Henderson」オープンワークアウト。ジェイク・シールズとウェルター級初戦、そして連敗脱出を狙う秋山成勲。その海外メディア囲み取材では、よりリラックスしたコメントを残していた。
【写真】言葉は短くも、笑顔を多くみせていた秋山成勲 (C) MMAPLANET
──これまの敗戦を受けて、何かを変えてきたということはあるのかい?
「たくさんあったので、今回はチームの態勢も変えて新しくスタートを切り直しました」
──日本で戦うことで、日本のMMA界のなかで責任感は感じているかい?
「自分個人ということでなく、日本人選手全員がUFCを成功させようという責任感を持っていると思います。それに昨年、東日本大震災が起こったこともあり、日本人選手は全員、頑張ろうと思っているはずです」
──ジェイク・シールズの印象は?
「ストライクフォースのチャンピオンでしたし、経験も実力も自分より上のファイターなので、胸を借りようと思っています」
──日本のファンの存在は、君の助けになると思うかい?
「ファンの人たちの応援は凄く力になりますし、日本で戦うこと自体が僕の力になります」
──試合前のキャンプの出来栄えは?
「凄く充実していました。キム・ドンヒョンも日本に来てくれて、練習していました。素晴らしい選手ですし、学ぶところがたくさんありました」
──初めてウェルター級での試合になるけど、何も問題ない?
「凄く気持ちよく戦えそうです」
──PRIDE以降の日本のMMAで、あなたは一番人気者だと思うのですが……。
「おっ、ありがとうございます」
──日本でUFCを戦うことをどのように思っている?
「日本でUFCが開かれるということで、もっとUFCの人気が上がるために頑張りたいと思います」
──UFCは当時のようなPRIDEのような人気を獲得できると思うかい?
「できると思っています」
──キャリアを伸ばすために、とても大切な試合だと思うけど、これからはどこを目指すつもりなの?
「それは次の試合で分かると思います」
──お子さんが生まれて、初めての試合?
「ハイ、子供ができて力になるというのはありますが、凄くリラックスさせてくれる存在です」
──夜泣きは?
「今は別々に寝ています(笑)。子守唄も歌っていますよ」
──新しいチームになり、新しい秋山成勲を見せてくれそうだね。
「海外ではセクシーヤマと言われているのですが、日本では認知されていないので、セクシーな試合をしたいと思います(笑)」
■UFC144「Edgar vs Henderson」対戦カード
<世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]フランク・エドガー(米国)
[挑戦者]ベンソン・ヘンダーソン(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
ランペイジ・ジャクソン(米国)
ライアン・ベイダー(米国)
<ヘビー級/5分3R>
シーク・カンゴ(フランス)
マーク・ハント(豪州)
<ウェルター級/5分3R>
秋山成勲(日本)
ジェイク・シールズ(米国)
<ミドル級/5分3R>
岡見勇信(日本)
ティム・ブーシュ(米国)
<フェザー級/5分3R>
日沖発(日本)
バート・パラジェンスキー(米国)
<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス(米国)
ジョー・ローゾン(米国)
<ライト級/5分3R>
五味隆典(日本)
光岡映二(日本)
<バンタム級/5分3R>
山本KID徳郁(日本)
ヴァグハン・リー(英国)
<ミドル級/5分3R>
福田力(日本)
スティーブ・カントウェル(米国)
<バンタム級/5分3R>
水垣偉弥(日本)
クリス・カリアソ(米国)
<フェザー級/5分3R>
田村一聖(日本)
ジャン・ティエチュエン(中国)