【UFC172】姿勢を低くしての右フック、カスティーリョが逆転勝ち
<ライト級/5分3R>
ダニー・カスティーリョ(米国)
Def.2R0分21 秒by KO
チャーリー・ブレネマン(米国)
ジャブからテイクダウンのフェイント、そしてローを蹴り込むカスティーリョ。ブレネマンはカスティーリョの2度目のテイクダウンアテンプトは跳ね返し、自ら組みつくとケージに詰めて逆にテイクダウンに成功する。そのままサイドを取ったブレネマンが右手を枕に、ボディにヒザを見舞っていく。
マウントに移行しようとしたブレネマン、カスティーリョは腕を差しいれる。ブレネマンはカスティーリョの腕を取る。十字から逃れたカスティーリョは、同体で立ち上がるとバックへ。抱えて前方に落そうとしたカスティーリョに対し、ブレネマンが着地とともにスイッチを狙い、上を取りにかかる。スクランブルから両者スタンドに戻り打撃の間合いに。右回りで間合いを計るカスティーリョ、構わずシングルで組みついたブレネマンがダブルに移行し、2度目のテイクダウンに成功する。
そのままバックに回ったブレネマン、カスティーリョは立ち上がり、前方にすかして逆にバックへ。前方に自ら崩れたブレネマンにカスティーリョがチョークを仕掛けるも、乗りすぎてルーズになり初回が終わった。2R、間合いを計る両者。腰を落して、低い姿勢から右フックを放ったカスティーリョ。テイクダウン狙いと判断したのか、ブレネマンは右アッパーで迎え撃つ。がら空きになったブレネマンの顔面をカスティーリョの拳が打ち抜く。グシャというような音を立てて、後方に倒れ込んだブレネマン。逆転失神KO勝ちを手にしたカスティーリョは、感極まった表情を浮かべた。