【OFC02】母国ファンの声援受け、センドゥク逆転勝ち
<フェザー級/5分3R>
ヴィクトリーノ・センドゥク(インドネシア)
Def.1R4分02秒by TKO
レイモンド・チョウ(マレーシア)
【写真】組み技はこれからだが、散打ファイターとして成功しているセンドゥクの打撃は鋭かった (C)OFC
前に出てパンチ、ハイを振るうセンドゥクに地元のファンは大声援を送る。チョウはセンドゥクの蹴り足を掴んでテイクダウン、そのままサイドからマウントを奪取する。素早いパンチを落すチョウに対し、センドゥクは腰にしがみにつくが、エルボーやパンチを受ける。
パウンドの連打に手を伸ばして避けるなど、明らかに寝技の熟練度に欠けていると思われたセンドゥクだったが、シザースでチョウのバランスを崩し、腰を両足でフックするように態勢でヒールフックを仕掛ける。カカトでチョウの顔面を蹴り上げてから立ち上がったセンドゥクは、直後にテイクダウンに成功する。
センドゥクはサイドから顔面にパンチを入れ、ノースサウスチョークを狙いながら、パンチを落す。頭を抱えてパウンドを落すセンドゥク、チョウが立ち上がると左ハイから、右ミドルを放つ。ミドルをキャッチしようとしたチョウは、右ヒザを抱えてダウン。レフェリーのマット・ヒュームが試合をストップし、センドゥクが逆転TKO勝ちを収めた。