【LFC07】辰巳豪人、ヤン・ヘジョンに打ち負ける
<ミドル級/5分3R>
ヤン・ヘジュン(韓国)
Def.1R3分35秒 by TKO
辰巳豪人(日本)
【写真】セコンドの美木航から「MMAで!!」という声も飛んだが、辰巳はヤン・ヘジュンの頭を下げた右に打ち負けてしまった。結果論だがアッパーが欲しかった (C) MMAPLANET
試合開始直後に、右から左を打ち込んだ辰巳だが、続く左には右をクロスで合わされる。低い姿勢から右を伸ばすヤン・ヘジュンに対し、打ち終わりで何とか拳を振るう辰巳だが、なかなか拳が届かない。
パンチを打つ際に、肩が開き、脇があく辰巳に対し、ヤン・へジョンは組みつくことなく、あくまでも打ち合いで勝負を掛けてくる。辰巳の左でヤン・ジェジョンが、コーナーまで下がるシーンも見られたが、距離を取りなおされ、ここからなかなか詰めることができなくなる。左を出したときに、顔面ががら空きにある辰巳だが、右のフォローがあるとヤン・へジョンの下を向いて打ち込むパンチも、クリーンヒットはなかなかない。
しかし、その頭を下げてから打ってくる右が、辰巳を捉えダウン。懸命に組みつこうとした辰巳だが、足をつかむことがでずに立ち上がる。「組みついて、MMAで」というセコンドの声も耳に入らなかったのか、直後に勝負を掛けるような打ち合いに出た辰巳は、再び右を受けてダウンし、ここでTKO負けとなった。