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【LFC07】見応え十分のレスリングを制し、トルスン王者に

2012.02.11

Turxun vs Yao<LFCバンタム級選手権試合/5分3R>
[挑戦者]ジュマヴィエク・トルスン(中国)
Def.2-1:30-37, 30-29, 28-29
[王者]ヤオ・ホンガン(中国)

初防衛戦を迎えたヤオ・ホンガンは、下がりながらのファイトで、トルスンが前に出てきたところで、パンチを当てていく。

トルスンが前に出てくる展開が続くなか、コーナーに詰まりそうになったヤオ・ホンガンがシングルレッグへ。そのあま脇をくぐり、バックに回り込もうとしたヤオ・ホンガンが、テイクダウンを奪う。

バタフライガードから、左ワキを差しにいったトルスンだが、左のパウンドを顔面に受ける。殴られながら立ち上がったトルスンは、ヒザをボディに突き上げる。打撃の展開になると、左に回りながら蹴りを入れるヤオ・ホンガンが、再びシングルレッグへ。

トルスンはギロチンの態勢に入り、引き込むとそのまま後方に回転し、マウントを奪う。あまり、効果的なパウンドを落せなかったが、トルスンがマウントをキープした状態で初回が終了した。


2Rに入ると、シングルを仕掛けたヤオ・ホンガンに対し、ロープを背にして耐えると、逆にトルスンがダブルレッグでテイクダウンを奪う。ブレイクが掛かり、試合がスタンドへ戻ると、ヤオ・ホンガンが打撃で攻勢を握る。

しかし、ここでもトルスンのダブルレッグが決まり、テイクダウンに成功。自ら立ち上がったがトルスンは、ヤオ・ホンガンのシングルレッグを切り、またもダブルレッグでダウン奪う。直後にネルソンからリバーサルに成功した王者が、トップからパウンドを落したところで2Rが終わった。

最終回、ヤオ・ホンガンが右をヒットさせた直後に組んでテイクダウンという、MMAらしい攻撃を見せる。さらにトルスンの起き上がりざまにギロチンを合わせたヤオ・ホンガン。かなりタイトに入っていたが、首が抜けたところでレフェリーがブレイクを命じる。

右を打ち込んだヤオ・ホンガンは、直後にシングルレッグを仕掛けるが、トルスンがスイッチからバックに回り込もうとする。正面を向き直ったヤオ・ホンガンがシングルレッグを仕掛けるも、頭を押し込んだトルスンが逆にシングルレッグでテイクダウンを奪う。

トップキープでなく、スタンドに自ら戻ったトルスン。立ち上がったヤオ・ホンガンにダブルを決めたところでタイムアップに。

打撃では王者が攻勢だったが、テイクダウンで優ったチャレンジャーがスプリットの判定をモノにし、トルスンが新LFCフェザー級チャンピオンの座に就いた。

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