【UFC143】トンプソンがオクタゴンデビューでKO勝利
<ウェルター級/5分3R>
スティーブン・トンプソン(米国)
Def.1R4分13秒 by KO
ダン・スティッジン(米国)
GSPが最高のストライカーと認めたステファン・ワンダーボーイ・トンプソンが、オクタゴンデビューを迎えた。ガードを下げてハイキックからスイッチし、サイドキックをジャブのように使うトンプソン。オーソに戻しローを蹴って、スティッジンの前進には、スッとステップバックする。
ローからハイ、スイッチしてサイドキックを見せたトンプソンにスティッジンが距離を詰めが、組みつくことはできない。蹴りだけでなく、左ストレートも伸ばすトンプソンは、右ローから右ハイでスティッジンを混乱させていく。そのスティッジンが警戒し過ぎているので、トンプソンも勢いのある打撃を入れづらいかと思われたが、ミドルからハイに軌道の代わるブラジリアンキック一発でスティッジンをKOした。「ここで戦えてうれしい。ここは最高の舞台だから」と語り、「押忍」とともにオクタゴンを下りたトンプソン。新たなスター誕生の予感がする。