【UFC142】ナパォン、2年5ヵ月ぶり勝利に歓喜
【写真】なかなか組みつくことが出来なかったナパォンだが、一度テイクダウンを奪うと一気に試合を決めた(C)PVT
<ヘビー級/5分3R>
ガブリエル・ナパォン(ブラジル)
Def.1R3分22秒 by リアネイキドチョーク
エドナウド・オリベイラ(ブラジル)
UFC世界ライトヘビー級王者ジュニオール・ドスサントスをセコンドにつけたオリベイラは、ナパォンに対し左リードジャブを伸ばしながら、距離を取って序盤を戦う。前に出る姿勢を見せるナパォンも、その実、なかなかパンチの射程距離に踏み込まない。
右ボディストレートを見せたナパォンに、右を伸ばすオリベイラ。ナパォンの右フックをよけて、左を合わせようとする。直後にやや遠目の距離から組みついたナパォンが綺麗にテイクダウンを奪う。一度は立ち上がったオリベイラだが、しっかりと腰をコントロールして、再びオリベイラを寝技に引き入れる。
立ち上がろうとしたオリベイラのバックに回り込んだナパォンはリアネイキドチョークを仕掛けると、体重を掛けて背中を伸ばしていく。左腕が深く喉に食い込んだオリベイラは成す術なくタップを強いられ、ナパォンが2年5ヵ月ぶりにUFCで勝利を挙げた。