【Strikeforce】キング・モー、新鋭ラーキンを寄せ付けず
<ライトヘビー級/5分3R>
キング・モー(米国)
Def.2R1分32秒 by TKO
ロレンツ・ラーキン(米国)
低い姿勢でテイクダウンを警戒するラーキンに対し、最初のテイクダウン狙いを成功させたモーが、左のパウンドを落としていく。ケージに詰められ、クローズドガードのまま細かいパンチを受けるラーキンは、フックガードに移行するも、足を簡単に捌かれる。
足を払って、パスを狙うモーに対し、ハーフから潜ろうとするラーキンだが、再び首を殺され顔面にパンチを受ける。立ち上がろうとするラーキンのヒザをコントロールし、トップをキープするモーは、繊細な抑え込みから、豪快なパウンドを連続して落とす。
胸を起こし、振りかぶってパウンドを落とすモー。さらにパスを狙い、距離を詰めてから狙いすましたパンチを放っていくと、ここでレフェリーがブレイクを命じる。モーにとっては気の毒なブレイクだったが、結果的にラーキンは打撃でクリーンヒットのないまま初回を戦い終えた。
2R、右ストレートからテイクダウン狙いをミスしたモーだが、続くシングルレッグで目的を達成する。モーは初回と同様に、スピードのあるパウンドを落とす。短い距離から、徐々にパンチの射程距離が延び、勢いがついてくると、ラーキンの体が伸び始め、成す術なく拳の餌食となる。
大きく振り落とされるパンチを受け続けたラーキンは、頭を起こそうとしたところに、パウンドの直撃を受け、ついに動きを止めた。強烈なパウンドでラーキンを失神に追い込んだモーは、ライトヘビー級王座に再び就くために必要な、インパクトを残す勝利を手にした。