【Award】KO部門4位:ザロムスキー×カルバーリョ
MMAPLANET Awards 2011。プロレスや骨法で見られた浴びせ蹴りが事実上のフィニッシュとなった試合が、ノックアウト・オブ・ジ・イヤー第4位となりました。
<ノックアウト・オブ・ジ・イヤー:第4位>
11月26日at Rumble of the Kings
(C)ROTK
<MMAウェルター級/5分3R>
マリウス・ザロムスキー
Def.1R4分08秒 by TKO
ブルーノ・カルバーリョ
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「日本のファンの間でも馴染みの深いマリウス・ザロムスキー、昨年はカナダやスウェーデンで試合に挑み、そのスウェーデン最大の格闘技イベントであるランブル・オブ・ザ・キングスで、ブラジル人のブルーノ・カルバーリョと対戦した。
日本でもバック宙フットスタンプにトライするなど、キテレツな攻撃を見せていたザロムスキーも、北米メジャー定着に失敗し、ソリッドな攻撃を見せるように変化していた。
カルバーリョ戦でも、序盤は組みつかれて自らコーナーに対戦相手を押し込むシーンなども見られた。しかし、打撃戦につきあうカルバーリョを相手に、回り受け身を取るような形で前転しながら左のカカト落としを繰り出すと、これが左こめかみを直撃する。
組みつこうとしたカルバーリョにパウンドを落とし、立ち上がったところに右フックで止めを刺したザロムスキー。勝負を決めたのは、その前の意表をついた浴びせ蹴りだった」