【Award】KO部門5位:マクデッシ×ワトソン
引き続きお届けするMMAPLANET Awards 2011。MVP部門、そしてニュータレント部門に続き、ここからはノックアウト・オブ・ジ・イヤーも重ねて発表していきたいと思います。奇想天外な、あるいは正統派のダウンシーンが数多く生まれた昨年ですが、フィニッシュとなった攻防、あるいは勝負を決定づけたダウンに注目し、まずは第10位の発表となります。
<ノックアウト・オブ・ジ・イヤー:第5位>
4月30日(土・現地時間)at UFC129(C) NAOKI FUKUDA
<ライト級/5分3R>
ジョン・マクデッシ(カナダ)
Def.3R4分45秒 by TKO
カイル・ワトソン(米国)
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「サウスポーのカイル・ワトソンに対し、オーソ―ドックのジョン・マクデッシは右のハイキック(=空振り)から、そのまま回転し、左のスピニング・バックフィストを放つ。この一撃が、モロにワトソンにヒット、レフェリーが即試合をストップした。
松濤館空手黒帯のマクデッシだが、試合中に見せる打撃はキック流。このコンビネーションが決まったのも、掛け蹴り、サイドキックに左ストレートと多彩な打撃攻撃による伏線があったからこそ。とにかく夢のようなコンビネーションだった」