【UFC Fuel 01】米国×伯剌西爾・対決、2試合が追加発表
来年2月15日(水・現地時間)にネブラスカ州オマハのセンチュリーリンク・センターで開催されるUFC on Fuel TV01の追加カードが、14日(水・同)にズッファより発表された。
【写真】打撃に課題が残り、テイクダウンが不可欠なホニー・マルクス。アーロン・シンプソンを相手に、どのような試合を見せることができるか (C) GONG KAKUTOGI
メインでジェイク・エレンバーガー×ディエゴ・サンチェス戦のウェルター級3回戦と、ステファン・シュトルーフ×デイブ・ハーマンのヘビー級戦が組まれることが決まっている同大会、新たに発表された2カードは、ミドル級のホニー・マルクス×アーロン・シンプソン、そしてフェザー級のハニ・ヤヒーラ×ジョナサン・ブルーキンス戦だ。前者は正式決定で、後者は口頭で合意したとのこと。
ブラジル軽量級ナンバーワン・アカデミーのノヴァウニオン所属の重量級ファイターのマルクスは、今年の4月にパウロ・フィリョを破っている。9月にUFCデビューをライトヘビー級で飾り、1勝を挙げているが、シンプソン戦よりミドル級に落として上位を目指すことになった。
テイクダウンからトップコントロールに長けているが、打撃にはまだ課題が残るマルクスに対し、シンプソンは現在3連勝中。組み合い+打撃に強く、特にダーティボクシングなど組みに打撃を織り交ぜるファイトは、マルクスにとって決して戦いやすい相手ではないといえる。
また、フェザー級のヤヒーラ×ブルーキンスは、レスラー相手に苦戦を強いられた寝技師対決。TUFシーズン12ウィナー=ブルーキンスを生かすため、適材適所を見極めたカードといえるか。ブルーキンスはリアネイキドチョーク&ギロチン、ヤヒーラもノース・サウス、リアネイキドチョークを得意としており、両者が背中をつけることを厭わなければ、動きのある寝技が見られる一戦になりそうだ。
■UFC on Fuel TV01対戦カード
<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・エレンバーガー(米国)
ディエゴ・サンチェス(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ステファン・シュトルーフ(オランダ)
デイブ・ハーマン(米国)
<ミドル級/5分3R>
ホニー・マルクス(ブラジル)
アーロン・シンプソン(米国)
<フェザー級/5分3R>
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)
ジョナサン・ブルーキンス(米国)