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【UFC143】GSP再・負傷、ニック×コンディットで暫定王座戦

GSP7日(水・現地時間)、ダナ・ホワイトのツイッターでの呟きを受け、UFCより2月4日(土・同)にラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで、ニック・ディアズの挑戦を受ける予定だったUFC世界ウェルター級王者ジョルジュ・サンピエールが、ヒザの前十字靭帯を負傷し、10カ月以上回復が見込めなくなったことにより、同大会でニックとカーロス・コンディットの間で暫定王者決定戦が行われるという発表があった。

【写真】GSPのミットを持つフィラス・ザハビ。取材に答えてくれた彼の声も落胆していた。写真は今年の6月のもの (C) MMAPLANET

ご存じのファンも多いだろうが、GSPはコンディットと10月29日に防衛戦を行う予定だったが、2週間前に大腿部の負傷で試合を欠場。同大会のメインでニックとBJ・ペンが戦い、勝利したニックがコンディットの挑戦権を強奪する形で、スーパーボウル・ウィークエンドのスーパーファイトに出陣することが決まっていた。

2度に渡るタイトル戦の回避は、レギュレーションが定められていれば王座剥奪されてもおかしくない事態だけに、今回の暫定王座決定戦とその勝者がGSPと統一戦を行うという流れになることは当然だろう。


なお、今回のGSPの負傷に関し、MMAPLANETではGSPのヘッドコーチであるフィラス・ザハビにコンタクトを取ると、「UFCがオフィシャルリリースを流すので、それまで詳しいケガの話をすることはできない」としたうえで、負傷はトライスター・ジムでのキックにテイクダウンを加えたスパーリング中に起ったことを明らかにしてくれた。

そして、少しでも早く回復するために、早々に手術を行うことになるとのこと。フィラスは「この試合を楽しみにしてくれていたファンには本当に申し訳ない。ただ、GSPが最もこの状況を苦しんでいることは理解して、彼をサポートし続けてほしい。そして、彼の復帰を期待していてほしい」と言葉を付け加えてくれた。

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