【UFC on Fuel 01】新機軸の初回メインに、ディエゴ登用
29日(火・現地時間)、UFCより2月15日(水・同)にネブラスカ州オマハのセンチュリーリンク・センターで開催されるUFC on Fuel TV01で、ジェイク・エレンバーガー×ディエゴ・サンチェス戦が行われることが発表された。
【写真】2試合連続、通算4度のファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得しているディエゴ・サンチェス。引退後を心配してしまう猪突猛進ファイトを展開している (C)GONG KAKUTOGI
水曜夜のUFCといえば、年に24回の番組が放送されていたSpikeTVのTUFシリーズの中継時間。FOXとの契約を機にSpikeとは関係が解消されたが、FOX系のFuel TVの第1回大会を水曜日に持ってきたのも興味深い。
Fuel TVはサーフィンやX-Sportsの中継、MMAではShark Fightの放送を行っていたが、現在では「どのチャンネルよりもUFCが視聴できる」と、強力なキャンペーンを展開している。
9月にジェイク・シールズを破り、ウェルター級タイトルコンテンダーの地位を獲得しつつあるエレンバーガー、TUFシーズン1優勝以来、UFCでお茶の間の顔的な存在のディエゴとの対戦は、メインだが3R制でとり行われる模様だ。
両者ラッシング・パワーが売りのファイター、特にひたすら前進する姿が強く印象に残るようになったディエゴの登用は、新たな視聴者層の獲得を目指す、UFCにとってはデフォルトだったかもしれない。
【写真】UFC初戦で敗れているロペス。サダローにヴァンダレイ譲りのヒザは炸裂するか (C) MMAPLANET
なお、同カード発表の告知では、2月4日(土・同)のUFC143でTUFシーズン7ウィナーのアミール・サダローが、ヴァンダレイ・シウバの愛弟子ホルヘ・ロペスとマッチアップされることも同時に発表されている。