【XFS02】ジャクソンズで修行、金原正徳が北米MMA初陣
19日(土・現地時間)、カリフォルニア州サンディエゴ郊外のサンパスカル・リザベーションバレーセンターでXplode Fight Series(XFS)の第2回大会「Hillside Havoc」が行われる。同大会のメインで、140ポンド・スーパーファイトでブレディー・ハリソンと戦う金原正徳が、計量に挑み無事パスした。
【写真】米国MMA伝統のスーパーファイト・ベルトが、勝者に贈呈される (C) GOZO
XFSは南加の新興プロモーション、ストライクフォースで高谷裕之を破り、UFC2連勝中のロベルト・ペラルタが所属するジムのオーナーでもあるグレッグ・シャークが、健全な人材育成大会の開催を目的に開くようになった大会だ。
ニューメキシコのジャクソンズMMAで、長期間のトレーニングをこなしてきた金原は、本来10月に同州で開催されたMMA大会にエントリーしていたが、対戦相手の負傷で試合がキャンセルされ、同大会への出場が決まった。
当初の予定では、同じく明日のUFCでマイケル・マクドナルトと戦うグレッグ・ソトと対戦する筈だったが、マクドナルドの対戦相手が負傷し、急遽ソトに白羽の矢が立ったため、「人材育成」を掲げるシャープが、メインイベンターを手放すことは当然の決断であった。
紆余曲折の末、キャリア8勝5敗のハリソンと対戦することになった金原、エストニア&モスクワという東欧で試合経験はあるが、ついに北米デビューを迎える。「戦極の選手が皆、海外で活躍しているので、自分にも期待してください」と師匠、塩田GOZO歩を通して、MMAPLANETに意気込みを語ってくれた。
その金原のセコンドには、戦極&アジアン・コネクションというべき、ナム・ファンもつくという。ジャクソンズMMAで3カ月近くに渡りケージMMAのトレーニングを積んできた成果と勝利という結果を期待したい。