【TPF10】ゴメスが裏ワザ=足による金網掴みから一本
<バンタム級/5分3R>
ユリシーズ・ゴメス(米国)
Def.2R1分21 秒 by リアネイキドチョーク
ドリュー・ビットナー(米国)
ロー、ワンツーから組みついていったビットナー。ゴメスはギロチンで迎え撃つが、ビットナーはハーフから首を引き抜く。そのままゴメスを抱え上げ、テイクダウンに成功したビットナーだったが、ゴメスはゴゴプラッタの状態に。上体を起こしたビットナーは、左のエルボーを落としていく。
胸を合わせたビットナーは、ケージ際に移動しエルボーを落とす。ゴメスはパウンドを合わせて、ヒップエスケープから上体を起こしてリバーサルを狙う。首を殺し、トップキープをするビットナーに観客からはブーイングが起こる。
ガードからエルボーを放つゴメスだが、なかなか立ち上がることはできない。ここでレフェリーがブレイクを命じ、試合はスタンドへ。シングルレッグから横回転を仕掛け、リバーサルを狙ったゴメスに対し、今度はビットナーがギロチンを見せる。ゴメスは首を引き抜くが、またもガードの態勢に。
フックガードから、ゴメスが胸を蹴り上げるが、ビットナーは構わずパウンドを落とす。直後にゴメスが三角絞めを仕掛けるが、ここで1Rが終了する。
2R、ゴメスがローを見せると、ビットナーがシングルレッグへ。これを切ったゴメスは、バックコントロールからヒザをボディに。ビットナーは立ち上がるも、腰をコントロールしていたゴメスがテイクダウンからニア・マウントへ。
ハーフガードのビットナーは体を回転させるが、背中に張り付いたゴメスは、左足でケージを掴み、そのままバックに回り込む。そのまま足をフックしつつ、リアネイキドチョークを極めたゴメスが一本勝ちを収めた。