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【BFC46】夏のフェザーT開幕・本命サンドロ、対抗カーラン

Curran25日(土・現地時間)、ベラトールFCがシーズン4と5の間に、月に一度のペースでイベントを開催する2011サマーシリーズの第一弾が、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロック・ホテル&カジノで行われる。

【写真】前蹴りでタイミングを計り、前に出てきたところでパンチを打ち抜く。13勝中KO勝ちが3試合、一本勝ちが4試合と結果もオールラウンダーなパット・カーラン、23歳だ(C) KEITH MILLS

マルロン・サンドロが注目の北米デビューを果たす、フェザー級トーナメント準々決勝だが、その対戦相手ジェナイル・ダ・シウバもまた、この一戦が米国での初の試合となる。キャリア10勝3敗、打撃が最大の武器という以外、ほとんど情報が入ってこない褐色の戦士だ。

「家族の生活を少しでも楽にしたいから、プロフェッショナルファイターの道を選んだ」というシウバ。所属するヘナヴァソン・ファイトチームはマーシオ・クロマド率いる、元ルタリーブリ集団。過去の戦績からいえば、フューリーFCに参戦していたシトー・トファネーリやエドゥアウド・パチュに敗れており、この結果だけを見ればサンドロ有利は動かないか。


8人参加で米国人ファイターは3選手という珍しいトーナメントとなったが、その米国人選手のなかで一番期待できるのが、シーズン2ライト級優勝のパット・カーランだ。本来の階級はフェザー級ながら、チャンスを求めて参加したシーズン2トーナメントでは、ロジャー・フエルタとトビー・イマダを下しており、若さに似合わない間合いのコントロールに長けたファイターだ。

そのカーランの対戦相手ルイス・パロミーノは、地元フロリダ在住のペルー人ファイター。シーズン1に出場したときは初戦敗退に終わっているが、その後、別プロモーションで、あのホルヘ・マスヴィダルを下したパンチャーだ。ともに打撃系だが、アウトボックスからカウンター狙いのカーランと、ラッシングからインファイトを仕掛けるパロミーノ。エディ・アルバレス戦の完敗を糧に、カーランがどこまで成長しているのか、その確認が楽しみな準々決勝といえる。

この他、アルゼンチンの極め系ナザレノ・マレガリエ、サンドロ同様にSRCバンタム級トーナメントに出場していたロニー・マンも出場するトーナメント、本命サンドロ、対抗カーラン×パロミーノの勝者が現実的な戦力予想となるか。

■BFC46 主な対戦カード

<フェザー級トーナメント準々決勝/5分3R>
パット・カーラン(米国)
ルイス・パロミーノ(ペルー)

<フェザー級トーナメント準々決勝/5分3R>
マルロン・サンドロ(ブラジル)
ジェナイル・ダ・シウバ(ブラジル)

<フェザー級トーナメント準々決勝/5分3R>
ナザレノ・マレガリエ(アルゼンチン)
ジェイコブ・デヴリー(米国)

<フェザー級トーナメント準々決勝/5分3R>
ロニー・マン(英国)
アダム・シンドラー(米国)

<女子125ポンド契約/5分3R>
ジェシカ・アギラー(米国)
カルラ・エスパルザ(米国)

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