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【Strikeforce】コーミエーが連勝記録を伸ばす

<ヘビー級/5分3R>
ダニエル・コーミエー(米国)
Def.判定3-0:30-27、30-27、30-27
ジェフ・モンソン(米国)

左を伸ばすコーミエーは続いて右ストレートを放っていく。モンソンも左を返すが、コーミエーのプレッシャーに真っ直ぐ下がると組みつかれてしまう。無理をせず、自ら距離を取ったコーミエーは至近距離でフックやアッパー。たまらず組みついたモンソンだが逆にケージに押し込まれ、再びコーミエーに距離を取られてしまう。

コーミエーは飛び込みざまに左フックをヒットさせて強烈な右ローを蹴り込む。コーミエーの左から右のコンビネーションに真っ直ぐ下がるモンソン。徐々にプレッシャーを受ける形に。コーミエーは左アッパーから組みつくと再び距離をとって、左フックを打ち込む。さらに右フックから組みついてヒザを入れた。残り10秒は手を出さず、しっかりとモンソンの出方を伺って1Rを終えた。


2R、コーミエーのちょっとした動きに体が反応してしまうモンソンは、再びパンチを浴びるが思い切り右を打ち返す。続く右を空振りしてグラウンドに背中をつけたモンソン。コーミエーはスタンドで待ち構える。

必死の形相で組みついたモンソンだが、コーミエーに簡単に姿勢を入れ替えられて、再び距離を取られる。完全に打撃勝負のコーミエーはハイキックこそ空を切るも、右クロスから左ストレートを伸ばしてモンソンをよろめかせた。モンソンはさらに右ローを受けて、かなり消耗した表情を浮かべる。

ケージ際の組み合いから、コーミエーは離れながら左右フック、踏み込んでくるモンソンに左を伸ばしていく。さらにスーパーマンパンチから組みついて、ここで初めてテイクダウンを狙う。前方に送られてヒザをついたモンソンだが、ここでは何とか踏みとどまり、2Rが終了した。

最終回、左右のハイキックを見せたコーミエーは、モンソンの右に右を合わせ、組みついてバックに回り込む。またも自ら距離を取ってワンツーから左を伸ばすと、モンソンの動きが止まる。モンソンはさらに左を受けたが、右を返すとコーミエーの顔面を捉える。

直後にパンチの猛攻を仕掛けたコーミエーに対し、モンソンは自らグラウンドへ。付き合わないコーミエーは近距離をアッパーを突き上げる。モンソンはテイクダウン狙いでダメージをごまかそうとするが、コーミエーにスタンドをキープされたまま。さらに立ち上がったところを組みつかれてしまう。

コーミエーは組みついてきたモンソンを簡単にいなして投げ捨てるとスタンドに戻って残り10秒を余裕を持って距離を取り、試合はタイムアップに。コーミエーはジャッジ3者がフルマークをつけたように、危なげない試合運びでMMAデビュー以来の連勝を8に伸ばした。

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