この星の格闘技を追いかける

【DEEP133】計量終了 欠場が相次いだ大会を翌日に控え、佐伯代表に訊く「それでも、これだけ残った」

【写真】メインにしたかたっと佐伯代表がいうストロー級戦=北方大地×新井丈 (C)MMAPLANET

明日13日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP133 Impactの計量が行われた。
Text by Manabu Takashima

3試合の注目カードの消滅と、第1試合の対戦カード変更と欠場者続出で話題で、佐伯繁代表が頭を抱えることとなった今大会。明日の大会を託された選手たちは、計量後のコメントでそれぞれがイベントを盛り上げるための強い意志を見せた。

そんな計量後のコメントから、印象の残った2人。感謝の気持ちを伝えた北岡悟と下ネタをかましたMAX吉田の言葉を伝えたい。

北岡悟
「いつもありがとうございます。なんか思いの丈は色々とあるんですけど、長くなると後ろの人たちが早く計量をしたいと思うので。シンプルに明日頑張ります。正真正銘の北岡悟を明日、見せる準備ができました。楽しんで見てもらえると思います。よろしくお願いします」

MAX吉田
「あのティンポを際立たせるために痩せすぎちゃって。ちょっと体重を戻そうかと思って。明日は誠悟さん、ティンポのぶつけ合い宜しくお願いします」

※下ネタ・フリーのMMAPLANETですが、1選手から下ネタの抱負を取り上げるのは1度だけです。


また計量後に、過去にない苦労があった大会を明日に控え、佐伯繁代表に心境を尋ねた。ぼやき、愚痴が聞かれると思われたが、結果的には現状分析により――DEEPの勢いが感じられることとなった。

もう何百枚、チケットが戻ってきたか(苦笑)

佐伯繁
「ぼやき? ぼやきっていうかね、もう大会前日だからね。そういうのは終わっているので。タッキーの件でショックを受けて、そのあと海飛の件でショックを受けて。海飛×三井俊希って俺からしたら凄い良い試合で。白川ダーク陸斗×瀧澤謙太は数字を持っている。

それがあっても、雅駿介×中務太陽って裏メインだっていう試合も無くなった(笑)。もう何百枚、チケットが戻ってきたか(苦笑)。しかも返金の連絡があったら、無くなった試合に関係ない選手から購入している人だったり。それはこっちじゃないって……(笑)。まぁ、そういう状況になって、今日までの間に『また何か起きるか。誰か欠場するかも』っていうのは怖かったですよ。

結局、策はないじゃないですか。ケガも計量失敗も。そんなの3日前の体重を報告してもらっても……。しっかりと管理するなら、3日前に全員に来てもらって同じようやらないと。

応援している選手の試合が無くなると、お客さんがチケットの払い戻し。これがこのスポーツの難しさです。『MMAってそういうもんだよ。他の試合を楽しもう』とはならない。最終的にイエロースタートだろうが、試合があると見てくれるという状態になっている。それじゃあ競技と言っても、競技じゃないし。

ケガで欠場も同じで。うちはチケットは全て返却してもらっているから。でも、これも今後は考えないといけないなって、今回はさすがに思いましたよ。失敗した側には、何か考えないとなって。失敗した側は『俺、やっちゃったから大会を見に行って』とは言えるけど、失敗しなくて試合がなくなった方が「見に来て」とは言えないですよ。そこはこっちの負担にしないと……まぁ、主催者が全て被るわけで。

でも、業界を見てペナルティがないところって余りないでしょ。ルールを破るから、それは法律と同じで罰金があるわけで。逆に体重オーバーしても減点だけなら、金払って試合をするって開き直る人間は絶対に出てくる。だから、減点にしないと……。

もちろん、今大会だって僕は代役の提案も全てしました。何人にもしたけど、タイプが違うから練習をやってきたことが出せない。上の選手と戦う機会だったから、下の選手とはやりたくない。それはジムも選手も思惑がありますからね。もう、これ以上どうしようもなかった。

でも残った選手から『俺が盛り上げる』という気持ちは伝わってきますよ。特に新井丈選手とかね。だって北方選手と新井選手の試合って、本当に良い顔合わせだなって。ここ数年、修斗のストロー級とフライ級って新井選手が創ってきたわけじゃないですか。

最近は負けが込んでいると言われても、新井選手と北方選手だからこそというストーリーもあって。これも今のうちのストロー級に知名昴海選手や杉山空選手がいるから。そこも関係していると思います。改めて、北方×新井が組めたのは凄いことだったと思っています。

三井選手はこの試合がなくなったから、11月22日に青井人選手に挑戦が決まりました。もう選手には伝えているから、書いてもらって良いですよ。青井選手もRoad to UFCに負けて、防衛期限があるからノンタイトルはない。でも水野新太選手はRIZINで負傷した拳が間に合わない。なら海飛×三井で勝った選手が挑戦するという流れになった。結果、試合はなくなったけど三井選手はタイトルに挑戦する。

白川×瀧澤のように後がないからっていうドラマもある。三井先週のように現在進行形で上を目指す層がいる。上と下が混ざっているという部分で、面白くなってしますよね。まぁ11月のRIZIN千葉大会なんて、ウチのバンタム級は正規王者と暫定王者が出て行くし(笑)。そこも、色々と調整しないといけないです。

選手が行きたい先に、行かしてあげたい。だから暫定王座も増える。それでもDEEPに出ないで空けることが多い。この大きな穴をどうやって埋めるのか。そこを埋める選手が伸びてくる選手で。

おかげさまで若い選手も多い。12月は東京で4大会がある。ちゃんと流れを考えて、調整していきますよ。今回は後楽園ホールという会場においては良いカードを揃えていた。やりすぎているからこそ、それでもこれだけの試合が残った。関係者には言っちゃっているけど、来年、ちょっと大きなところでやるので。ソコに向けて、ですね」

■視聴方法(予定)
9月13日(日)
午後5時30分~U-NEXT、DEEP/DEEP JEWELS YouTubeチャンネル メンバーシップ


■DEEP133 計量結果

<DEEPメガトン級タイトルマッチ/5分3R>
[王者] 大成114.0:キロ
[挑戦者] シビサイ頌真:110.55キロ

<ストロー級/5分3R>
北方大地:70.25キロ
新井丈:52.65キロ

<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.75キロ
山崎弥十朗:70.5キロ

<フェザー級/5分3R>
中村大介:66.65キロ→66.3キロ
椿飛鳥:66.1キロ

<メガトン級/5分2R>
誠悟:118.6キロ
MAX吉田:94.4キロ

<フェザー級/5分2R>
鬼山斑猫:66.1キロ
奥村アイル:66.2キロ

<フライ級/5分2R>
松岡疾人:57.2キロ
仁井田右楽:57.2キロ

<63キロ契約/5分2R>
髙尾凌生:62.9キロ
NAOTA:63.0キロ

PR
PR

関連記事

Movie