【ONE SAMURAI03】若松がローエンにTKO勝ちで再起「次はタイトルマッチ、ぜひ日本で――九州とか」
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
Def.2R4分34秒 by TKO
ウィリー・ファン・ローエン(南アフリカ)
若松が左ジャブから距離を詰めていく。ローエンは左ミドル、ワンツー。若松のニータップを右に回ってかわした。直後、若松は左ジャブからレベルチェンジで組みつき、左腕を差し上げる。右オーバーフックで耐えるローエンを、ボディロックからリフトして倒す。立ち上がったローエンは、バックに着いた若松がコーナーを背負うと正対した。コーナー際の差し合いでは、若松がコーナーを背にして左腕を差し上げると、ローエンも差し返してヒザで削っていく。ローエンの右足を刈って崩していく若松。耐えたローエンが若松をロープに押し込み続ける。若松はコーナーを背に右腕でローエンの首を抱えてがぶる。右に回り、右ヒジを打ち込みながら離れた。
右ストレートから距離を詰めた若松は、左右のパンチを浴びせる。組んだローエンがコーナーに押し込む。至近距離の打ち合いで右を被弾した若松。リング中央に回り、ワンツーを放つがかわされ、ローエンの右ストレートと返しの左フックを受けてしまう。ローエンが右ローを放ったところに組みついた若松だが、テイクダウンは奪えず。ローエンが前に出て来ると、右オーバーハンドで下がらせる。テイクダウンのフェイントから右を伸ばした若松に、ローエンが右ローを繰り出す。残り10秒、下がったローエンの右ストレートが若松の顔面をかすめた。
2R、ローエンの左右ローをかわし、左ミドルを返す若松。左ジャブを上下に散らし、右ローを当てる。ローエンが右ローを放つと、左右のパンチを上下に散らしてダブルレッグへ。尻もちを着かせるが、ローエンもすぐにスタンドへ戻る。若松は右カーフ、左ジャブをヒット。ローエンも右ストレート、左フックを当てる。さらに左フックを被弾する若松だが、ローエンをコーナーに追い詰めていく。ローエンも打ち返し、右に回ってコーナーから脱した。再びコーナーを背負わせると、若松がダブルレッグで組むもテイクダウンには至らない。
ローエンの右ヒジをかわしてアタックし続ける若松。ボディロックからバックに回るが、深追いせず。右カーフを蹴り、ローエンの右ハイは空振りさせる。ローエンの右ストレートに左フックを返した若松は、右ストレートに右を返してきたローエンのアゴを、左フックで跳ね上げた。ガードを上げて下がるローエンをコーナーに詰め、左右のラッシュからダーティボクシングへ。しかしローエンも前に出て左フックを当てる。右を入れた若松が組みつくも、離れる。左フックを受けた際にローエンがマウスピースを吐き出していたため、レフェリーが試合を中断。さらにローウェンが口から出血しており、ドクターチェックが入る。アゴを骨折しているようで、試合が止められた。
TKO勝利で再起を果たした若松は、マイクを向けられ感謝を述べたあと「僕は勝ち負けというよりも、弱い自分に打ち勝つという姿だけを見せたくて。4月からずっと苦しんできて、やっと今日証明することができました。もちろんONEのチャンピオンになるということが、次の僕の夢なんですけど、そんな僕も日々弱い自分と戦っていて……何て言うんですかね。すみません。本当に全てに感謝します。僕の戦いで、ちょっとでも勇気づけられたら。僕も戦うので、皆さんも戦いましょう」と語り、450万円のファイトボーナスを受ける。若松は「次はタイトルマッチ、ぜひ日本で――九州とか、どうですかね」と笑顔を見せた。
















