【Road to UFC S05 SF】万智との準決勝戦直前、モン・ボー「立ち上がり、思い切りパンチを打ち込む」
【写真】ユニファイドの計量にフィットしたモン・ボーのフィジカルは、絶対に脅威だ(C)MANABU TAKASHIMA
28日(金・現地時間)に中華人民共和国は上海の浦東発展銀行上海東方体育中心(プートン・ファジャン・インハン・シャンハイ・ドンファン・タイユィ・ジョンシン)で開催されるRoad to UFC Season05 Semi Finals。準決勝に残った日本人選手は4名、女子ストロー級T準決勝で中国のモン・ボーがその中の1人、万智と戦う。
Text by Manabu Takashima
2019年からONEを主戦場とし、6年間戦ってきた。当初は125ポンドのONE女子ストロー級、そして115ポンドの女子アトム級で戦ってきた彼女が、水抜き減量有り&ハイドレーション・テスト無しの計量方法に与えた影響を尋ねた。
ユニファイドMMA減量にフィットし、フィジカルモンスターと呼ばれるモン・ボーは過去に日本女子MMAトップファイター3人と肌を合わせ、拳を交えてきた。その経験と、より自分に適した計量システムが相俟って、モン・ボーは万智戦に向け絶対の自信を持っていた。
――Road to UFC準決勝、2度目のUFCファイトウィークとなります。
「早く計量を終えて何か食べたい(笑)。とにかく食べたい(笑)。計量まであと2日、とにかくお腹がすいてしまって……」
――それこそ、ONEで長らくハイドレーション有り、ユニファイドより1階級重い計量方法をしてきたからとも言えますね。ONE計量だと、計量の日でも軽めの食事を摂る選手が少なくなかったです。
「でも私はこっちの減量方法の方が、合っていると思う。ハイドレーション・テストがないのは、気が楽だし」
――前回の試合では、どれぐらい体重を落とし、またリカバリーできたのでしょうか。
「普段は61キロぐらいで、そこから52.2キロまで落として。リカバリーは、きっと57キロぐらいまでだったと思うわ」
――それにしても9キロ近くの減量があるわけですね。
「でも、それがMMAだし。皆がやっていることだから(笑)」
――しつこく伺ってしまったのは、やはりドライアウトをしてこなかった選手が、水抜きとリカバリーをした場合、コンディションに問題がないか。モン・ボーの実力は絶対でも、そこが不安だったので。

左が2025年1月、澤田千優と対戦した時で右は5月のマカオ大会。コンディションの詳細は分からないが、肉体よりも輪郭を見るとハイドレーション・テスト有りの115ポンドのハードさが伺える(C)ONE / MMAPLANET
「MMAではフィジカルで上回ることは、本当に大切になってくる。その点においてマカオの時よりも、今回はもっと良くなっているはず。凄く自信もあるわ。何と言っても、上海ではUFC PIが減量のサポートをしてくれるから。サウナ、ホットバスもある。何を食べれば良いか悩むこともなく、カロリー計算までされた食事を摂るだけで良いから」
――マカオの準々決勝でも、他のプロモーションとは比較にならないサポートがあったかと思いますが、実際に減量とリカバリーを経て、自身のパフォーマンスには満足できましたか。
「ファイトだから対戦相手があってのことだけど、私自身は良い試合ができたと思っている。マツダはテイクダウンしたかったはず。それを許さず打撃で有利に試合を戦うことができた。それに寝技になっても問題ないぐらい今は自分に自信を持っている。
絶対の自信を持って試合に臨んでいたけど、一つ不安があるとすればオクタゴンで戦うことだったの。ずっとONEではリングで試合をしてきたから。でも、そこも問題なかったわ」
――では準決勝で戦う万智選手の印象を教えてください。
「コーチはいつも私が世界一だと言ってくれて。その言葉通り、彼女を叩きのめすわ。彼女のほとんどの試合をチェックしたけど、自信しかない」
――万智選手は、テイクダウンから寝技で試合を支配してこようとするかと思います。
「そうね。そこに関しても、テイクダウンをさせずに打撃を入れることができると思う。ここ数年の練習で、私のレスリングと柔術のレベルは凄く上がっているから。仮にテイクダウンをされても問題ないわ」
――それは下になっても、寝技で万智選手に対抗できるという意味ですか。
「今は本当にグラウンドでの技術にも、自信を持っている。だから全ての局面で、準備はできているわ。ただ無闇に寝技に付き合うことはない。すぐに立ち上がるつもりよ。そして、思い切りパンチを打ち込む。どんな局面になっても、私の方が有利になるわ(笑)。
中国のファンの応援の前で、自分らしく戦い。そして、試合を楽しんで勝利を手にする。母国のファンの応援にプレッシャーを受けるというファイターもいるけど、私はそんなことはない。私自身が試合を楽しんで、ファンの皆にも楽しんでもらいたい」
――では日本のファンにも一言お願いします。今回も日本人選手と戦うわけですが。
「日本のファンの人達は、私が日本人ファイターと何度も戦ってきたことを知っているはず。でも私が皆にいえることは、『アリガトゴグイマス(※ママ)』だけよ(笑)」
■視聴方法(予定)
8月28日(金・日本時間)
午後6時00分~UFC FIGHT PASS
午後5時45分~U-NEXT
■Road to UFC Season05 Semi Final 計量結果

<Road to UFCフライ級準決勝/5分3R>
チーニョーシーユエ:56.93キロ
内田タケル:58.28キロ
※内田が計量をクリアできなかったため、試合はキャンセルに。チーニョーシーユエがトーナメント決勝に進出
(C)Zuffa/UFC




























